2023年5月25日木曜日

まさか、またコルリに出会えるとは・・・

 徳仙丈山からそのまま北上、宮古を経由して岩手山の中腹までやってきました。以前にも何度か来たことのある森を散策中、何やら聞き覚えのある鳴き声・・・。忘れもしませんその独特の鳴き声に、まさか・・・そう、

まさしくコルリの鳴き声です。

目の前で一羽、その奥で一羽、また遠くの別の方角で一羽・・・数羽のコルリの鳴き声です。案の定、鳴き声はしますが姿は見えません。そんなこんなで3時間ほど過ぎたころ、後ろの方から連れ合いが私を呼ぶ声・・・、行ってみると高い古木のてっぺんでコルリが大きな声でさえずっているではありませんか・・・。今シーズンはもう出会うことはないだろうと思っていたコルリにまた出会えるなんて・・・、思わずシャッターを押し続けました。 あいにくの曇り空、そして逆光気味と撮影条件が良くなかったので思い通りの写真は撮れませんでしたが、今シーズン二度目のコルリです。

最新の高機能な編集ソフトを使い何とか調整してみましたが、元画像そのものが非常に悪かったので思うような色合い、画質にはできませんでした。

岩手の山麓で出会った野鳥 コルリ

岩手の山麓で出会った野鳥 コルリ


Adobeの「AIノイズ除去」を利用しても今のところこの辺までが限界ですが、最近のAI生成技術の急激なそして著しい進歩を見ていると、すぐ近い将来、このような画像であっても専門技術を必要とせず簡単に素晴らしいきれいな画像に修正してくれるようになるのでしょうね・・・。それどころか、静止画はもちろんのこと、動画の世界もネット上のあらゆる表現物がAIで作られたものだけになってしまうような・・・。高額なカメラもレンズも必要でなくなる世界、野山を歩き回らなくても希望通りの野鳥写真ができてしまう世界、文章を打ち込むだけで思い通りの野鳥ビデオが生成されてしまう世界が遠からず来る可能性があるということが本当に幸せなことなのかどうか・・・私は不安ですが、まだ実感として感じていない人が大半の今、老人の余計な気遣いであってほしいと思います。



2023年5月23日火曜日

徳仙丈山で出会ったホオジロとキビタキ

 今年はすべての花の開花が平年より早かったようで、徳仙丈山のツツジ」も6月初めまでの予定が5月中で終わりになりそうな気配です。登山口と中腹のツツジはすでに散り始めており、山頂付近のツツジだけが辛うじて満開を保っていました。

ツツジに野鳥なんか来るものかと思っていましたが、なんとホオジロが楽しませてくれました。普段はカメラを向けることもない野鳥ですが、今日だけはホオジロ様様です

徳仙上山で出会った野鳥 ツツジの花にホオジロ

徳仙上山で出会った野鳥 ツツジの花にホオジロ

徳仙上山で出会った野鳥 ツツジの花にホオジロ


登山口付近で出会ったキビタキです。徳仙丈山の登山口付近で出会った野鳥 キビタキ


徳仙丈山でキビタキのオスと出会う事ができた

徳仙丈山の登山口付近で出会ったキビタキ、盛んに囀っている

徳仙上山の麓でキビタキが待っていてくれた

2023年5月18日木曜日

ウグイス幼鳥との出会い

 まだ頭に産毛が残っている巣立ちしたばかりの幼鳥、おそらく末っ子でしょうか・・・、ほかの幼鳥たちは元気に飛び回っていましたが、この子だけはこの枝にとまったまま動こうとしません。親がすぐ近くで心配そうに鳴いていましたが・・・

帰るときにはもうこの場所にはいなかったので無事みんなと合流できたのかもしれません、元気に育ってほしいですね・・・。

グイスの幼鳥

宮城の野鳥 まだ産毛が残っているウグイスの幼鳥

Lightroom ClassicおよびPhotoshop で現像、編集しました。

2023年5月12日金曜日

「コルリ」との久しぶりの出会い

 一瞬姿を確認してからこの地に通うことほぼ1週間、やっと写真にとらえることができました。毎年この時期になるとこの野鳥のために全てを投げうって夢中になってしまいます。鳴き声はすれども姿が見えない、目の前で鳴いているのに姿が確認できない、そんな繰り返しを毎回重ねながらも辛抱強く通い続けました。

ほんの一瞬の出来事です。2~3秒位だったと思います。藪の間からちらっと姿が見えたので夢中でシャッターボタンを押しました。

コルリ

この一枚のために費やした膨大な時間が無駄ではありませんでした。

今年も粘って粘って、やっとコルリに出会えました

出会いはこの瞬間だけでした。

その後は再び藪の中へと消えて行ってしまい二度と姿を現すことはありませんでした。

ネット上には餌付けされていると思しきコルリの画像、映像があふれていますが、私は非効率的なこの撮り方にこだわって撮影しています。野鳥にやさしく・・・自然にやさしく・・・いつも野鳥の自然体の美しさに感動しながら撮影しています。

近くの森にサンコウチョウが入ったので、今年の「コルリ」はこれで終了します。

また来年出会えることを願って・・・


2023年5月11日木曜日

オオルリ、キビタキなどとの出会い

 今日はオオルリのオスとメスキビタキのオスとメスに出会えました。どちらも同じ公園内の森の中です。

オオルリのオスとメスです。
目の前に止まったオオルリのオス 宮城の野鳥

藪の中に止まったオオルリのメス 宮城の野鳥

キビタキのオスとメスです。
キビタキのオスが絵になる場所にとまりました 宮城の野鳥
日本人の大好きな(?)情景風の構図にしてみました

今年も出会えたキビタキのオス 宮城の野鳥

地味なキビタキのメスです 宮城の野鳥

ヤマガラの幼鳥とも出会えました。数日前に巣立ちしたばかりのようで、親に餌をもらっていました。

巣立ちしたばかりのヤマガラの幼鳥に出会えました 宮城の野鳥

2023年5月10日水曜日

キセキレイとエナガの幼鳥、リュウキュウサンショウクイとの出会い

 この渓流ではお馴染みのキセキレイ、なんと今日は幼鳥を連れてきました。

親から餌をもらうキセキレイの幼鳥親に餌をもらうキセキレイの幼鳥 宮城の野鳥

まだ危なげなキセキレイの幼鳥
目の前にキセキレイの幼鳥 宮城の野鳥


昨日までの季節外れの寒さをこらえ、今朝早くやっと巣立ちしたようです。まだ寒さが残っていたおかげで昼近くまでこんな状態でいてくれました。感謝! 全部で8~9羽ほどいましたが、ほかの幼鳥はもう親と一緒に飛び回っていました。

巣立ちしたばかりのエナガ達(エナガ団子)

巣立ちしたばかりのエナガ達、エナガ団子 宮城の野鳥


今日もサンショウクイと出会いました。先日出合ったサンショウクイよりもおでこの白い部分がかなり狭い・・・、もしかしてリュウキュウサンショウクイかもしれません。関東地方ではすでに確認済みのようですが、温暖化の影響でしょうか、もうこんなところまでも北上しているんですね。宮城でもリュウキュウサンショウクイに出会えました

参考までに、過去に撮影したサンショウクイの写真の中で特に印象的だった写真を掲載します。私が一番最初に見たサンショウクイです。名前のわからない野鳥がすぐ目の前の枝にとまっていたのでびっくりしました。(6年ほど前の写真です。当時は貧弱な機材でしたが夢中で撮っていた時の写真の方が今より良いような・・・複雑な気持ちです)

何とすぐ目の前の枝にとまったサンショウクイ 宮城


2023年5月6日土曜日

クロジ、オオルリ、センダイムシクイ、コサメビタキ、コガラとの出会い

 風の強い日が続き、なかなか思うように出かけられませんでしたが、久しぶりにいつものペースで山歩きを楽しむことができました。

期待した野鳥はほんの瞬間姿を見せてくれましたがお見せできるような写真は撮影はできませんでした・・・そのほかの野鳥とはたっぷり遊ぶことができました。

クロジには冠羽がないといわれていますが、

何と立派な冠羽が・・・?冠羽のあるクロジ 宮城の野鳥


これがいつものクロジ・オスの姿ですが、気を付けてみると頭部に冠羽のような痕跡が・・・
目の前に止まったクロジのオス 宮城の野鳥


久しぶりにオオルリが遊んでくれましたが・・・、残念ながら期待していた光輝くブルーではありませんでした。久しぶりに出会ったオオルリのオス 宮城の野鳥


目の前の枝に止まったオオルリのオス 宮城の野鳥

枝に止まって鳴いているオオルリのオス 宮城の野鳥

センダイムシクイとは1年ぶりの出会いです。目の前の枝にとまってくれまたものの暗い藪の中、わずかな光が顔を照らしてくれました。目の前に止まったセンダイムシクイ 宮城の野鳥


目の前の枝に止まったセンダイムシクイ 宮城の野鳥

こちらもセンダイムシクイ、大きな声で囀りながらも、葉についた虫を探して食べています
細い枝に止まって鳴いているセンダイムシクイ 宮城の野鳥

エサを探しているセンダイムシクイ 宮城の野鳥

巣作りの真っ最中、ちょっと休んだところをパチリ・・・コサメビタキ
巣作りの真っ最中、コサメビタキです 宮城の野鳥

大物をゲットしてドヤ顔のコガラ・・・
エサをくわえたコガラが抜けてところに止まりました 宮城の野鳥