2020年7月30日木曜日

7月30日 「クマタカ」の幼鳥と出会えました。

今日は曇り空でしたが、ちょっと山の方に足を延ばしました。
渓流を遡ること数十分、以前何度か来た場所です。

二時間ほど待って、何と目の前に現れたのは猛禽類・・・???
すぐに飛び出してしまったので10枚ほどの写真しか撮れませんでしたが・・・
やけに白い・・・
目つきが何となく・・・
明らかにノスリとは違う・・・
相方に写真を送って、これなんだろう?

しばらくして相方から返事、「クマタカの幼鳥かもよ・・・」
家に帰って図鑑を調べたが、載ってない・・・
ネットで調べてもそれらしい写真は見つからない・・・
最後の奥の手、野鳥の検索サイトに写真を送って調べてもらいました。

答えは、体の特徴から「クマタカ」の幼鳥だと思います。
またしても、相方に頭が上がりません・・・

宮城県でも、ある場所で繁殖しているようだとは以前から聞いていましたが、まさかここで出会えるとは思ってもいませんでした。
とても嬉しいです。
それにしても、この写真を見てクマタカの幼鳥と分かる人は全国で何人いるだろう?
恐ろしや、我が相方・・・

とにかくすぐ目の前、画面からはみ出さなくて良かったです。


ちなみに、以前山形で出会った「クマタカ」の成鳥です。
だいぶイメージは違いますが、醸し出す雰囲気は似ています。
この時もすぐ目の前でした。
相方が見つけて私に教えてくれたのを思い出します。
相方(アイカタ)を、これからはクマカタと呼ぼうかな・・・(^。^)


2020年7月24日金曜日

7月24日 今日もサンコウチョウ

今日は朝から青空が広がって絶好のサンコウチョウ日和・・・
昨日は出遅れて失敗したので、急いで家を出ました。
いつもの場所に着いたのが9時半、この時間では肝心の場所にはまだ日が当たりません。
10時半頃から日が差し始め、それから15分後、何と昨日まで数日顔を出してくれなかったオスが私の背後から突然やってきました。鳴き声は一切聞こえません、音無しでスーッといつもの「お立ち枝・・・」に止まったのです。
急いでカメラを所定の位置に向けて構えました。
一回、二回、三回、四回・・・、4回も飛び込んでくれました。
1回目、2回目はピンが外れてしまいましたが、3回目と4回目は何とか見られる画像になっていました。
ちょうど林の間から日が差してくれたのでISOは4500で収まってくれましたが、それでもやはり光量不足、画質はいまいちです。

右上の枝から飛び出し、水面に飛び込む寸前でくるっと反転し、そのまま水中に潜り、すぐに飛び上がって右上の元居た場所に戻ります。「烏の行水」なんてもんじゃありません、その間1~2秒、一瞬の出来事です・・・
これをメスは2回から3回、オスは3回から5回繰り返します。

3回目のダイブです。

長い尾っぽがたなびいているこの状態が一番きれいですね・・・

4回目のダイブです。




 結局2時過ぎまでいましたが、出てくれたのはこの一回のみ、メスは今日は飛び込んでくれませんでした。
最盛期のころと比べて水浴びの回数がかなり減ってきました。
この後いつまで来てくれるのかはわかりませんが、そろそろ終わりそうな気配です。

2020年7月23日木曜日

7月22日 まだサンコウチョウはいてくれてますが・・・

久しぶりに晴れました。
梅雨の中休みでしょうか、明日からはまた曇りの日が続きそうです。
勇んでいつもの場所に向かいました。

ところが、昨日降った雨で川が増水してて渡れません。
仕方なく道なき山越えに挑戦しました。
急な斜面、足を滑らせれば眼下の川に滑り落ちてしまいます。
慎重に一歩一歩・・・、何とか無事、目的地にたどり着きました。

二時間ほど待ちましたが、姿は勿論、鳴き声も全く聞こえません。
光の当たり具合がちょうどよく、この時間に来てくれたらな~と思うも・・・
もう移動してしまったのだろうか・・・
不安に感じていたその時に、オスの鳴き声が・・・まだいたんだ~~!
安心したものの、それから一時間、全く姿を見せてくれません。
やはり駄目なのかと思い始めたころ、急に高い杉の小枝からメスが急降下、いつもの定位置の枝に飛び降りてきました。
いつも必ずここに止まってからすぐ下の川に飛び込みます。
カメラを水面に構えて待ちました。
最初は予定した場所から1mほどずれたのでシャッターを切ることができませんでした。
二回目は何とか捉えることが出来ましたが・・・


時間が大分過ぎていたので、もう光が弱すぎです。
今のレンズでは限界を超えてしまっています。
とにかく今年はサンコウチョウにべったりの私・・・
いつまでいてくれるかわかりませんが、挑戦できる間は頑張ろうと思います。

それから一時間待ちましたが、今日はオスは来てくれませんでした。
もしかすると私が到着する前にもう済んでいたのかもしれません。
とにかく、一日一回か二回、チャンスは少ないですが、これからも続けていきたいと思っています。

帰り道、コサメビタキの幼鳥が、目の前の枝に止まって鳴いていました。
バックが暗く、白飛びしやすい野鳥なので、かなりアンダーで撮りました。
いわゆる今回もローキーです。




2020年7月21日火曜日

7月21日 野鳥に飢えてます・・・

今年の梅雨は本当に辛いです。
ほとんど毎日が曇り空・・・
せっかくサンコウチョウがまだ水浴びしてくれているのに、日が差してくれないと暗過ぎて絵になりません。

シャッターを押さない日が続いていますが、たまにはこんなもので気を紛らわせています。

思いっきり「ローキー」で撮ってみました。

今日は、蓮池に行ってみました。
狙ったカワセミは今日も来てくれませんでした。




2020年7月19日日曜日

7月19日 幼鳥との出会い・・・

今日出会った幼鳥です。
オオルリかキビタキか、不明ですが・・・
親鳥が出てくるのを待っていましたが、その前に幼鳥が森の中へ飛んで行ってしまいました。



この鍵型の上くちばしが・・・ヒタキ系です。


2020年7月11日土曜日

7月11日 サンコウチョウの水浴び・・・

今年は梅雨が長く感じます。
しかも梅雨らしい愚図ついた天気が続いています。
今日も予報では曇り時々雨ですが、何とか昼過ぎまで持ってくれました。

しばらくぶりで水浴びのサンコウチョウが撮れる場所まで行ってみました。
もうあれから大分時間も経っているので、もういないのではないかも・・・
時々鳴き声は聞こえるものの、なかなか目の前には来てくれません。
1時間半が過ぎて、もうあきらめようとした時、いつもの場所から2mほど奥でメスのサンコウチョウが飛び込む姿が見えました。
慌ててカメラを向けてシャッターを押しました。

日が当たっていなかったので、かなり暗いですが、何とかカメラに収めることが出来ました。
パソコンでの画像処理でかなり明るくなっていますが、実際は小さな黒い塊のようにしか見えません。特にメスの場合、音も無く近づきサッと飛び込んでサッといなくなるので、余程慣れていないと、それがサンコウチョウ とはわからず見過ごしてしまうと思います。




まだいてくれたんだ~~!
これならオスもいるはずだ・・・、それから一時間、大きな鳴き声とともにオスが近づいてきました。
オスはいつもの場所に飛び込んでくれました。
しかも、5回のダイブ・・・
今までで最高の回数です。

残念なのは、とにかく暗かったこと・・・
ISOを10000でリミットをかけていましたが、シャッタースピードを1/1000まで下げていたにもかかわらず、限界まで上がってしまいました。
画面がかなりノイジーになってしまいましたが、とにかくまだサンコウチョウがいてくれたのが分かっただけで、とても嬉しいです。












あとは天気が回復してくれるのを待つだけ、明日も明後日も、雨が降らない限り通い続けるつもりです。

2020年7月10日金曜日

7月10日 修理完了!

見積の段階では二週間の納期でしたが、何と送って三日目には修理が終わって送り返されて来ました。
ネット上ではニコンのアフターは時間がかかり過ぎると不満が多かったので、そんなものだろうと思っていましたが、最近はかなり改善されたようですね。
これなら予備は必要なかったかな・・・、いえやはり予備機は必要です。
野鳥撮りは年中無休、休んでる暇はありません。
もちろん出かけたからといって毎日必ず撮れるものではないですが、とにかく出かけないと気持ちが落ち着きません。もちろん期待しない野鳥が撮れたらそれはそれで嬉しいですが、撮れなくててもカメラを持って歩いているだけで心が弾みます。
そんな鳥バカにとってカメラは命の次に大事な物です。
撮影旅行に行った旅先でカメラが壊れてしまったらおそらく気が狂ってしまうかも知れません。そんな事がないように、やはり予備機は絶対に必要です。

それにしても今年は梅雨が長いです。

2020年7月8日水曜日

7月8日 麦畑にて・・・

今日もこの天気ではダメかなと思っていましたが・・・
お昼過ぎに日が差してきました。

久しぶりに、近くの麦畑に出掛けました。
遠すぎてはっきりとは見えませんでしたが、やはりいました、セッカが・・・






ホオアカも元気に鳴いていました。


ダイサギでしょうか、田んぼの中で魚(?)を捕まえていました。

新しいカメラだからって、前のより良く撮れるわけではありません。
この距離ではこのくらいが限度です。

7月8日 ミラーレスカメラ・・・

昨日 ヨドバシカメラとカメラのキタムラに立ち寄りました。
どちらのお店も、今流行のミラーレスが前面に展示してあります。

ヨドバシでは、ニコンの一眼レフ、D500 とミラーレスのZ50が両方展示されていたので、レンズ(200mm)を入れ替えて試してみました。私が今使っている超望遠(500mm)が無かったのと、限られた室内での比較なのではっきりとは言えませんが、ファインダーの見え方に特に違和感は感じられませんでした。

カメラのキタムラには、同じ場所にソニー、キャノン、ニコンのAPS‐Cミラーレス三機種が展示されていたので、それぞれファインダーの見え方を比較することが出来ました。
ニコンは自然の色合いがそのまま映し出されており、被写体との違和感が全く感じられませんでしたが、キャノンは明るすぎ、ソニーに至っては色合い、明るさどちらも作られた感が強すぎてとても見るに耐えられる画像ではありませんでした。展示されている製品なので、それなりに調整してあると思いますが、これほどまでにメーカーごとの違いがはっきりしているとは思いもしませんでした。

もちろんカメラを選ぶには、ファインダーの見え方ですべてが決まるわけではなく、AF性能、連写速度、画素数などの要素も考慮する必要がありますが、私にとって最も重要視していたファインダーの見易さにメーカーごとの違いがあったことは、新たな発見です。

野鳥撮りの場合は、風景や人物を被写体とする写真と違って、瞬間の対応が殊更必要になります。野鳥は、ほとんどの場合、前触れもなく急に目の前に出てきますので、その時にいかに素早くその野鳥にピンを合わせられるか、いかに的確に露出補正を適合させることが出来るかがとても大事です。
一眼レフの場合は、光学ファインダーで直接野鳥を捉えるので、見つけやすいと言う長所がある代わりに、露出補正が合っていなくても気付かずにシャッターを押してしまい、後で暗過ぎたとか明るすぎたとかの失敗になってしまう欠点があります。
その為に、常に太陽がどちらから当たっているか、周りや背景はどうなっているかを考え、今だったらあの辺に止まったら露出補正はこのくらいだろうと予想を立ててそれに応じた設定に頻繁に変えておく必要があります。野鳥が予想に反した場所に出てきても、ファインダーを覗きながら(ファインダーから目を離さずに)瞬時にダイアルを回して露出補正が出来るように慣れなければなりません。
この煩わしさが野鳥撮りの難しさでもありますが、逆にこの難しさが私にとっては野鳥撮りに引き込まれる原因の一つかもしれません。

ミラーレスの場合は、いったん映像素子に映った画像をファインダーで見るために、露出補正がファインダーを覗きながら的確に行えます。暗いようなら補正をプラスに、明るすぎるようならマイナスにすれば良いので、露出補正の失敗は無くなります。この点が長所でもありますが、逆に覗いた時に暗過ぎて、あるいは明るすぎて野鳥が見えない、捉えられない、補正の操作が遅く、見えるようになった時には野鳥がいなくなってしまったという失敗につながる場合があります。これも常日頃、その場で野鳥が出てきたらこの条件ならプラスだとかマイナスだとかを考え、設定を頻繁に変えていれば防げることですが、現実にはなかなか難しいかもしれません。

一眼レフの場合は何といってもカメラが重い、シャッター音が煩いと言う大きな欠点があります。シャッター音が高すぎて野鳥を驚かせてしまう時が結構あります。
ミラーレスの場合はシャッター音が小さく、またコンパクトに作られているのでとても軽いのですが、逆に小さすぎてダイアルが回しずらい、ダイアルが兼用されている場合が多いので迷いやすい、手で持った時のホールド感がイマイチ、第二のウインドウが無い機種が多いので使いずらい、電池の減りが極端に早いなどの欠点があります。

一眼レフとミラーレス、どちらにも長所と短所がありますので、その方式の違いをよく理解し、それに応じた使い方が必要です。

野鳥撮りと言っても、そのスタイルは人それぞれ違います。
三脚を立てて野鳥が来るのを椅子に座ってじっと待って撮る人、野山を歩きながら手持ちで野鳥を撮る人、ネットに流れる情報を頼りに全国を飛び回って撮っている人、餌付けして野鳥を呼び寄せて撮影する人・・・
それぞれですが、自然の野山を歩き回るのが大好きな私は、今までもそうですが、これからも野鳥との出会いを大切に、野山を歩き回りながら手持ち撮影にこだわって撮影を楽しんでいきたいと思っています。

昨日新しいカメラが届きましたが、雨が・・・


2020年7月4日土曜日

7月4日 カメラが・・・

3日前、突然カメラが壊れてしまいました。
カメラと言うよりは、レンズの方です。
レンズ内部のAF(オートフォーカス)機構が壊れてしまったようです。
ピンが行ったり来たり、カタカタ音がするだけで、まともに動きません。
もちろん自分で直すことなんかできません。
修理センターに連絡して、送ることにしました。
ついでにカメラ本体のメンテナンスも頼みました。
一週間かかるか、二週間かかるかわかりませんが、直って来るまで辛抱です。

予備機が欲しい・・・
いっそのこと、新しいカメラを買おうと色々なメーカー、機種を物色しましたが、なかなか自分で納得できるものが見つかりません。
今流行りのミラーレス、性能的には十分満足できるものの、やはりファインダーがどうしても馴染めません。野鳥撮りは一瞬が勝負、液晶を介しての画像は光学ファインダーで直接見る感覚とは全く違います。待ってくれる被写体ならそれでも良いのですが、野鳥達は待ってくれません。一瞬の迷いが大きな失敗につながってしまいます。

相方と二人で使うことを考えれば、やはり予備機は必要かなと・・・
使い心地、操作性、安心感、性能、軽さ、何よりトータルバランスの良さは、今 野鳥撮りに一番人気なのがうなずけます。
もう一台、今と同じセットを購入することにしました。
カメラは在庫があるものの、レンズが今超人気商品なので、一か月待ち・・・
ネットで方々探した結果、やっと在庫有りの店が見つかりました。
月曜日に入金すれば火曜日には届くかも・・・
Nikon の「D500」と「AF-S 500mm f5.6 PF ED VR」のセットです。

これで我が家のD500は3台になりますが、一年中毎日使う物、贅沢ではないですね。
修理品が上がって来たら、カメラ本体はそのまま予備機として保管、私が使っていた500mmは相方が使って、相方が今使っている300mm f4+1.4倍テレコンの方を予備機として保管するつもりです。

レンズは、いっそのこと400mm f2.8にしようかとも思いましたが、ニコンのレンズは他のメーカーより1キロも重い、さんざん悩みましたが、諦めました。4キロ近い重さのレンズは、今の私には持ち歩けません。ソニーやキャノンの軽いレンズにしようにも、今度はそれに見合ったカメラが見つかりません。ミラーレスは駄目だし、キャノンは7Dが90Dに性能ダウンしてしまったし・・・、ヨンニッパはニコンが軽いレンズを出すまで待つことにしました。