一瞬姿を確認してからこの地に通うことほぼ1週間、やっと写真にとらえることができました。毎年この時期になるとこの野鳥のために全てを投げうって夢中になってしまいます。鳴き声はすれども姿が見えない、目の前で鳴いているのに姿が確認できない、そんな繰り返しを毎回重ねながらも辛抱強く通い続けました。
ほんの一瞬の出来事です。2~3秒位だったと思います。藪の間からちらっと姿が見えたので夢中でシャッターボタンを押しました。
コルリ
この一枚のために費やした膨大な時間が無駄ではありませんでした。
出会いはこの瞬間だけでした。
その後は再び藪の中へと消えて行ってしまい二度と姿を現すことはありませんでした。
ネット上には餌付けされていると思しきコルリの画像、映像があふれていますが、私は非効率的なこの撮り方にこだわって撮影しています。野鳥にやさしく・・・自然にやさしく・・・いつも野鳥の自然体の美しさに感動しながら撮影しています。
近くの森にサンコウチョウが入ったので、今年の「コルリ」はこれで終了します。
また来年出会えることを願って・・・