過去にも何度かコルリは撮影してきましたが、これほどまで身近での撮影は、昨年の北海道での経験以来です。
とにかくその出会いにびっくりしました。細い遊歩道を歩いていると目の前に数羽の野鳥が道端に舞い降りて餌をついばんでいました。双眼鏡を覗くとアトリが数羽、なんとその中にコルリの姿も・・・慌ててカメラを向けてシャッターを切りました。
その距離約10m、気づかれないように距離を取りながら最初は静止画で、さらに動画で、残念ながら三脚はもっていなかったので手持ちになってしまいました。10秒過ぎ、20秒過ぎ、30秒過ぎ・・・何とこちらの存在に気が付いていないようで、少しづつ近づいてきます。7~8m位でやっと気付いたようですが、一生懸命餌をついばんでいてすぐには逃げません。静止画が数百枚、動画も数本・・・4~5分ほど過ぎたところで道脇の茂みに入っていきました。
一瞬の出来事に、驚きと感動を味わいました。
コルリ(YouTube)
「これは餌付け撮影ではありません」と、ことわりを入れないといけないほど、コルリやコマドリなど、警戒心が強く普通なら撮影が難しい野鳥たちの餌付け撮影が、日本各地で安易に行われている状況に憤りを感じています。
このコルリ、あまりにも警戒心がなさすぎます。もしかすると、どこか他の場所で餌付けされていたのかもしれません・・・。
もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター、4Kテレビなどでご覧ください。