今日、ヨドバシに注文していた部品が届いたので、さっそく改造に取り掛かりました。
その前に現在のパソコン(Dell XPS8900)の性能(処理速度)を測定してみました。
何とビックリ!!!! こんなにひどい数字とは・・・、確か今使っているHDDはSATA/7200回転なのでこんなに悪い数字ではないはず、5年くらいの使用でこんなにも劣化するものだろうか、原因は不明ですが、改造するのにはいいタイミングだったかも・・・
今回の改造でこの数字が大幅に改善されることを期待して作業に取り掛かりました。使用する部品は次の通りです。
1,増設用メモリー:Crucial製 32GB(16×2) DDR4-3200 UDIMM
2,HDDの交換用SSD:Western Digital製 NVMe SSD GAMING 3430MB/s 500GB
3,M.2(M Key)→PCI Express×4接続用変換ボード:玄人志向製 M.2-PCLeこのパソコンには、メモリースロットが4本分あったので、前からついている2本(8GB×2本)を取り外し、そのスロットに新しい2本(16GB×2)を装着、取り外した2本を隣りのスロットに差し込みました。パソコンの取説には最高32GBまでと書いてあったので、合計48GBをちゃんと認識してくれるかどうか心配でしたが、駄目なら最初からついている16GB (8GB×2)を外せばいいやってことで・・・・
左の2本が以前からので、右の2本が新しいメモリー |
スロットにメモリーを4本差し込んだ状態、 手前から8GB,16GB,8GB,16GBと並んでいます |
次はHDDをSSDに換える作業ですが、まず最初にM.2-PCLeにNVMe SSDをセットし、それをPCIexpressソケットに装着します。SSDを固定するネジが見つからず慌てましたが、外袋に添付してあったのを見つけ一安心、無事装着できました。
M.2-PCLeにNVMe SSDをセットしました。 右側の大きな基板がグラフィックボード、 これがちょっとネックなので、次回はこれも交換する予定です。 |
これでハード面の改造は終わりですが、次に古いHDDに入っているOS(Windows10)やその他のデーターを新しいSSDに移し替える作業が待っています。ここからがちょっと不安でしたが、SSDがWD製なので、メーカー指定の移行ソフト「Acronis True Image for Western Digital」をダウンロードし、その指示に従って移行作業を進めました。特に心配した問題は発生せず、約2時間で無事古いHDDからすべてのデーターを新しいSSDに移し替えることが出来ました。最後に古いHDDのコネクターを外し、電源を再投入・・・、以前と同じスタート画面が表示されました。これですべての作業が終了です。
早速、スピードを測定してみました。古いHDDとは大違い、期待通りの数値が出てとても満足です。
参考までに、現在サブ機として使用中のDellノートパソコンのデーターです。勿論これもSSDですが、これと比べてもやはりWDのblackはかなり早いようです。
コロナワクチン接種の後遺症(頭痛、悪寒)に悩まされながらも、何とか無事改造が済んでホッとしています。
パソコンの起動が早くなったのは勿論のこと、今まで遅くてイライラしていたデーター移動も格段にスピードが上がり非常に快適です。
後は、グラフィックボードの交換だけですが、とにかく半導体の相場が急上昇しているせいか価格が高くて手が出ません。このパソコンに使えそうなボードは新品で6万円、中古でも約2万円・・・、悩みます。
追伸
Windowsのタスクマネージャーでメモリーの状態を調べてみました。4本合計48GBしっかり動作しているようです。余裕あり過ぎの感もありますが、実際の動画編集時にどのくらいになるか・・・