2020年3月24日火曜日

今シーズン最後の「ベニマシコ」になりそうな・・・

目まぐるしく変わる天気の一日でした。
晴れ時々雪、時々アラレ、時々晴れ、時々強風、そして曇り・・・

そんな中でも何とか野鳥撮影を楽しむことが出来ました。

今シーズンそろそろ見納めになりそうな冬鳥の「ベニマシコ」が、楽しませてくれました。
大好きなセイダカアワダチソウの実も無くなり、膨らみ始めた新芽や花芽をせっせと食べていました。

一方向からの強力な光(今回は左側)が当たる場所での撮影はかなり気を使います。光が強い背中の方は白飛びしやすく、反対の顔の部分は暗くなって目がハッキリ見えなくなってしまいます。白飛びをある程度押さえながら目の周りを明るくする、デジタル写真ならではの編集の醍醐味ですが、Nikonの無料編集ソフトCaptureNX-Dを使えば誰でも簡単に補正ができます。もちろん完全に白飛びしてしまった写真はどうにもなりませんので、写真を撮る時は露出補正を常に若干マイナス気味にしておく事が大事です。





野鳥写真と言うからには当然野鳥メインの写真に仕上げる必要がありますが、ここまで小さくしてもやはりベニマシコがメインに見えると思います。それは構図のなせる技、蕾を付けた桜の枝を右上の小さなベニマシコに集中させることでベニマシコだけに目が集まるような構図にしました。

風景写真であれ、人物写真であれ、写真は構図が大事だと言うことはどなたでもわかっていると思いますが、野鳥写真の場合、それを余り考慮されていない方が結構多いように思われます。トリミングが前提の野鳥写真ですが、構図次第で写真の善し悪しが極端に変わることもあるので大事にしたいと思います。

ベニマシコが桜の花芽を食べていました
極端な構図にしましたが、ベニマシコが主役なっていると思います。

今日出会った「エナガ」です。
ペアでせっせとエサ探しをしていました。

毎度のお願いで恐縮ですが、上の写真は全てサンプル写真です。
このまま拡大しても綺麗な画像としてご覧いただくことは出来ません。
必ず写真をタッピングして拡大してからご覧ください。