昨日は、麓から遊歩道を歩いて斗蔵山に登り、百々石公園を一周し、不動尊公園を散策し、最後に黒佐野から手倉山の頂上まで登りました。結構の距離を歩きましたが、今日も同じように歩き回りました。
10時半に家を出て、「内町ため池」の脇の駐車場に車を止め、そこから「馬船峠」へ・・、そこからかなりの急坂を登って「たかぶつ山(鷹討山)」の山頂へ向かいました。
途中の展望台からの眺めですが、残念ながら天気が・・・
お昼は「深山」の頂上で・・・、実は先週もここで昼食を食べました。毎日野鳥を撮るために山道を歩いているつもりが、何故か気が付くとお山の頂上まで登ってきちゃってます。山歩きが好きってこともありますが、それだけ最近は野鳥が撮れないってことだと思います。
さすがに山頂は風が強く、登る時に掻いた汗が急に冷えてしまい、持参した防寒着を羽織っても寒くて耐えられません。早々に昼食を済ませ、さあ出発です。先週はここから少し北へ下って、そこから左に折れ、「内町ため池」の北側に出ましたが、今日は来た道を「たかぶつ山」まで戻り、そこから少し下って右に折れ、同じく「内町ため池」の北側に降りるルートです。
「伊具を歩く会」の人達が綺麗に刈り払いしてくれていたので歩き安くはなっていましたが、昔からの登山道ではなく、おそらく数十年前に重機で無理やり作った山道のようで、所々崖が崩れていてかなり傷んでいました。
必要があって作った山道だとは思いますが、私としてはこの様な自然を壊して無理やり作った山道を歩くのはあまり好みません。昔から利用されている、人が一人何とか通れるような、自然に優しい狭い山道(登山道)が大好きです。この辺の山を歩いていていつも感じることですが、角田市側には登山道(ハイキングコース)と呼べるような道がほとんどありません。亘理側や山元側には立派な登山道が沢山あるのに、角田市側に無いのはなぜでしょう・・・。あるのは、重機で無理やり自然を破壊して作った車道だけです。大森山(影倉山)しかり、四方山しかり、そしてこの深山しかり・・・角田に住んでいる住民としては何とも悲しい思いになってしまいます。
角田市が、登山やハイキングに対して殆ど理解が無いと思うのは、周辺の市町村の対応とかなり違っていることからもわかります。私が知っている限りですが、特に素晴らしい対応をしているのは柴田町です。整備されたハイキングコースが町内に沢山あり、そのどのコースにも要所要所に案内板が必ず設置されていて、初めてのコースでも迷わず安心して歩くことができます。亘理町や山元町も、同じようにうらやましい限りの対応です。それに比べて角田市はと言ったら・・・、残念ですが、ハイキングコースは勿論、案内板もほとんど見当たりません。
「内町ため池」北側まで降り、そこから駐車場に戻る途中、脇道にそれて小高い山に足を踏み入れました・・・
神社の先が行き止まりだったので引き返し、水が引いて歩けるようになった「内町ため池」の中を通ってやっと車までたどり着きました。
午後三時を過ぎていましたが、今日はそこから「池田ため池」まで移動、そこから「高瀬峠」まで歩きました。先日はここから急坂を登って「大沢山」に向かいましたが昼食を忘れて引き返し・・・、今日は遅い時間になったので登るのを諦めました。反対側の「影倉山(大森山)」には、先月ここから登ったばかりです。最近は野鳥達の姿が少なくなったので一日中一回もシャッターを押さない日もありますが、それでも重いカメラだけは必ず持って歩いています。