つい最近まで約三か月間使っていたマイクロフォーサーズ機、そしてその前まで長年愛用していたDX機、ともに光量不足時のノイズ発生に悩んでいました。特にマイクロフォーサーズ機に関してはその素晴らしい機能、性能、システムに惚れ込んでいただけに、ノイズの多さだけが残念で仕方がありません。トリミング前提の野鳥撮影にのみ使用している私だけの問題かもしれませんが、画素面積の違いがこれほど如実に現れるとはあまり想像していなかっただけに私の認識不足が悔やまれます。
DX機の場合は、ISO感度オートで上限を5000に設定し、できるだけ1000以下に収まるようシャッタースピードを考慮して撮影してきました。それが、マイクロフォーサーズ機では800を上限にしても発生するノイズに悩まされてしまいました。
今回使い始めたフルサイズ機にしたとたん、もちろん標準₍低₎画素機ということもありますが、3000を超えても目立ったノイズの発生は見られません。もちろん2倍3倍と画面いっぱいに拡大すれば多少は感じられますが、編集ソフトで対応できる範囲内に収まってくれています。
最初の画像はISO6400で撮影したものです。露出補正に誤りがあり多少シロトビ部分がありますが、特に気になるほどのノイズは見られません。バックがきれいにボケてくれないのはf値の高いレンズの影響だと思います。今までのカメラでは完全に没写真になるような条件下でしたがこれなら何とか使えそうです。
次の写真はISO2500とそれほど暗くなく今日の主題とはあまり関係ありませんが、このすぐ後に撮影できた写真で、たまたま水浴びを終えたばかりのヤマガラです。込み合った枝がなければバックの桜が映えるのですが、残念です。