2023年4月30日日曜日

奄美の野鳥 その8 リュウキュウサンショウクイ 他

 奄美大島で出会ったリュウキュウサンショウクイ、残念ですが今回は電線に止まった姿しか撮影できませんでした。

奄美大島で出会ったリュウキュウサンショウクイ

先日 地元宮城の山中で出会ったサンショウクイです。角度も光も違うので比較はできませんが・・・

我が家の近くで出会ったサンショウクイ 宮城の野鳥



その他、今回「奄美大島」で出会った野鳥たち・・・

ヒヨドリ(アマミヒヨドリ? リュウキュウヒヨドリ?)
奄美大島で出会ったヒヨドリ

雨降る中でのサシバ
雨の中、サシバに出会えた「奄美大島への旅」

雨降りしきる中、サシバに出会う 奄美大島への旅

イソヒヨドリ
奄美で出会ったイソヒヨドリ

奄美で出会ったイソヒヨドリ
何故か電線とか家の屋根とか建造物が好きなようで、
木の枝にとまった姿は一度も見かけませんでした。

これで「奄美の野鳥」は終了です。
奄美はこれで三度目の旅になりますが、また行きたい気分にさせてくれる島です。喜界島も含め、体が元気なうちはこれからも機会を見つけて行きたいと思っています。
11日間の旅行のうち、半日+半日が雨でしたが、他の日はほぼ申し分のない天気に恵まれ、楽しい野鳥撮影旅行を過ごすことができました。一緒に行った連れ合いも同じ趣味、先日私から引き継いだばかりのOM-1で十分楽しんでくれたようで満足気でした。

当然のことですが、OM-1+300㎜Pro+1.4xの方が今回私の使ったR6 Mark2+100-500mm+1.4xよりfocusに迷いがなく、撮りやすかったと思います。f値の事も含めこの辺の詳しい説明は後日改めて述べたいと思います。

今回の旅行で撮影した画像は、すべてRAWで撮影、Lightroom Classic及びPhotoshopで編集しました。


2023年4月29日土曜日

奄美の野鳥 その7 コムクドリ

 コムクドリ

まさかこの鳥が奄美大島にこんなに沢山いるなんて、この地を訪れるまで全く知りませんでした。どうも渡り鳥でこの時期に多いようですが、いたるところの電線に群れになって止まっています。私の住んでいる宮城では数が少なく、やはりこの時期、非常にまれにムクドリに交じって数羽が確認されるくらいです。

ズアカアオバト同様、この時期に食べ頃となる桑の実を食べに集まっています。

沢山のコムクドリが一斉に飛び出した 奄美大島への旅

コムクドリがこちらに向かって飛んできた 奄美大島への旅

電線に並んで止まっているコムクドリ 奄美大島への旅

沢山のコムクドリが電線に止まっています。奄美大島への旅

電線に止まった3羽のコムクドリ 奄美大島への旅

2023年4月28日金曜日

奄美の野鳥 その6 アカヒゲのメスとオス、そして動画

待ちに待ったアカヒゲのメスです。オスと違って顔も胸元も黒くありません。

メスらしい優しい姿です。
なかなか表に出てくれないので撮影が非常に困難な野鳥です。

前回の旅行ではこのメスの存在すら全く確認できませんでしたが、今回は若干慣れたこともあり、やっとカメラに収めることができました。

アカヒゲのメスがやっと撮影できました 奄美大島への旅

やっと撮影できたアカヒゲのメスです 奄美大島への旅

難しかったアカヒゲのメスがやっと撮れました 奄美大島への旅


そして前回にプラスしてアカヒゲのオスの写真です。顔から胸元にかけて真っ黒です。

ライバルが現れた時のアカヒゲのオスです 奄美大島への旅
他のオスが近づいてきたので、尾羽を広げて威嚇しています

アカヒゲのオス 他のオスが近づくと尾を広げて威嚇します 奄美大島への旅
これも尾羽を広げてほかのオスを威嚇しているところです

アカヒゲのオスが巣穴のような穴に入っています 奄美大島への旅
ここが巣穴かなと思いきや・・・違いました

奄美大島で出会ったアカヒゲのオスです

奄美大島でたくさんのアカヒゲと出会えました
深い茂みに囲まれた暗い場所 1/8秒 手持ち撮影

このシャッター速度ながら手持ちで撮影できたのが不思議です。以前の一眼レフではミラーショックで絶対不可能です。


そして、オスの囀り、写真撮影中にふと気が付いて撮った動画がこれです。
手持ちなので揺れていますが、我慢して見てください。



2023年4月27日木曜日

奄美の野鳥 その5 オーストンオオアカゲラ

オーストンオオアカゲラ

「奄美の野鳥」 5回目もやはり奄美の貴重な野鳥の一つ、「オーストンオオアカゲラ」です。前回の旅行ではオスも撮影できたのですが今回は残念ながらメスのみでした。目の前の枯れ木に頻繁に来てくれました。

奄美大島の旅、オーストンオオアカゲラに出会えました

オーストンオオアカゲラのメス、目の前に止まりました

オーストンアカゲラが目の前の枯れ木に止まっています 奄美大島で出会った野鳥

2023年4月26日水曜日

奄美の野鳥 その4 ルリカケス

ルリカケス 

この野鳥も奄美を代表する野鳥の一つです。保護活動の結果、個体数が徐々に増えてきているらしいのですが、まだまだ貴重な野鳥の一つだと思います。

今回は光に恵まれず、光沢のあるきれいな瑠璃色に撮影できなかったのがとても残念です。

奄美大島で出会ったルリカケスです。

奄美大島でルリカケスと出会えました

奄美大島への旅、今回もルリカケスと出会えました

ルリカケスが何やらエサを食べています 奄美大島への旅

貴重な水浴びの瞬間、もっときれいな場所で・・・は、私のわがままです。
水浴びをしているルリカケスと遭遇しました 奄美大島への旅
1/15秒(手持ち)  f/10  ISO/12800 とても暗い場所です

今回の奄美大島旅行写真から、 Lightroom Classic に先日追加されたAIノイズ除去機能を使用しています。使ってみると想像以上、大変便利です。が、難点も・・・
この機能、GPUにかなり依存しているようで、私の古いデスクトップではその処理に時間がかかってしまいます。一枚のRAW画像に約10分、もちろん処理中はほかの仕事ができません。私のように連写(20枚/1秒)が主体の撮影ではその処理時間が勿体なくてたまりません。先日購入したばかりのノートPCでも約3分/1枚かかってしまいます。GPUを交換しようかと思いましたが、CPUもだいぶ旧式になってしまっているし、USB-Cにも対応できてないし・・・、散々迷いましたが思い切ってデスクトップも新モデルに交換してしまいました。今回のPCに内蔵されていたGPUはRTX3060Ti(今現在の1世代前製品ですが・・・)、これで十分です。お陰でAIノイズ除去機能がサクサク進んでいます。
ただし、この機能、当たり前のことですが、あくまでも補正機能であり万能ではありません。カメラやレンズ性能、撮影技術をすべてカバーしてくれるものではありません。最終的にはやはり補正をあまり必要としない明るいレンズに行き着くようです。


2023年4月25日火曜日

奄美の野鳥 その3 ズアカアオバト

 ズアカアオバト

名前から察するに頭が赤いのかと思いきや、いつも見るアオバトとほとんど変わりません。台湾などにいる頭の赤いアオバトと同系統ということでこの名がつけられたようです。ただ体の大きさとその独特な鳴き声には驚きました。奄美の各地で観察することができましたが、この時期は甘い桑の実をエサにしているようで、山のあちこちに自生している桑の木に集まっていました。

奄美大島で出会ったズアカアオバトです

桑の実を食べに来ているズアカアオバトです 奄美大島への旅

奄美大島でズアカアオバトに出会えました

奄美大島で出会ったズアカアオバト、目の前に止まりました

突然目の前に飛んできたズアカアオバト 奄美大島への旅

目の前の枝に止まったズアカアオバト 奄美大島への旅

目の前にズアカアオバトが止まってくれました 奄美の野鳥

その独特な鳴き声はまるで尺八の音色そのものです。最初聞いた時は誰かが近くで尺八の練習をしているのかと思ったくらいです。


2023年4月24日月曜日

奄美の野鳥 その2 オオトラツグミ

 前回の奄美旅行では出会えなかった野鳥の一つ、念願のオオトラツグミにやっと出会うことができました。

しかも幸運にもすぐ目の前・・・。こちらが後ずさりしてしまうほどの距離です。落ち葉を掻きわけながら盛んにミミズなどをついばんでいました。

貴重なオオトラツグミが目の前にやってきました 奄美大島への旅
R6 Mark2 100-500mm+1.4x    1/15秒  ISO/6400  f/10 (手持ち撮影)

やっとオオトラツグミに出会うことができました 奄美大島への旅

偶然にも遊歩道で出会ったオオトラツグミ 奄美大島への旅

念願のオオトラツグミに遭遇しました 奄美大島への旅

目の前に現れたオオトラツグミ 奄美大島への旅

こちらでいつも出会うトラツグミと一見あまり変わりはありません。一回り大きいということですが、並べてみないとわからないくらいです。尾羽の数が違うらしいのですが、まさか捕まえて調べるわけにもいかず・・・。鳴き声も違うということですが、この時期は子育中(?)・・・鳴き声を聞くことはできませんでした。数時間、いや数日間待っても出会えなかった人もいましたので、それほど待たずに(現地到着から20~30分)、しかも2回も出会えたのは幸運でした。

三脚、一脚を持参しなかったので手振れが心配でしたが、1/15秒でも手持ちで何とか撮影できました。前回も言いましたが、ここはとにかく暗い場所です。カメラの性能に助けられています。



2023年4月22日土曜日

奄美の野鳥 その1 アカヒゲ(オス)

 4月10日から20日までの11日間奄美大島へ野鳥の撮影旅行に行ってきました。4年前もほぼ同じルートを回りましたが、今回は滞在期間を延ばし喜界島加計呂麻島へも行くことが出来ました。

数回に分けて今回の旅行で撮影できた野鳥写真を投稿します。

まず最初は奄美と言ったらこの野鳥、「アカヒゲ」です。今盛んに囀っているアカヒゲのオスの写真(メスは別の回に投稿)です。

すぐ目の前に止まったアカヒゲのオス 奄美大島への旅

盛んにさえずっているアカヒゲのオスです 奄美大島への旅

奄美の野鳥 アカヒゲが大きな口を開けて囀っています

アカヒゲのオスが大きな口を開けて囀っています 奄美大島への旅

アカヒゲが目の前で盛んに鳴いています 奄美大島への旅
R6 MarkⅡ RF100-500mm+RF1.4x 1/25秒 ISO 6400  f/10

写真を見ただけでは想像できないかもしれませんが、とにかく暗い場所です。使い始めたばかりの私の暗いレンズではシャッター速度を上げることが出来ません。手持ちで1/25秒、以前のカメラでは手振れがひどく絶対撮影できないような条件ですが、最新のカメラ性能に助けられました。

2023年4月8日土曜日

ISO感度、ヤマガラに手伝ってもらいました・・・

 つい最近まで約三か月間使っていたマイクロフォーサーズ機、そしてその前まで長年愛用していたDX機、ともに光量不足時のノイズ発生に悩んでいました。特にマイクロフォーサーズ機に関してはその素晴らしい機能、性能、システムに惚れ込んでいただけに、ノイズの多さだけが残念で仕方がありません。トリミング前提の野鳥撮影にのみ使用している私だけの問題かもしれませんが、画素面積の違いがこれほど如実に現れるとはあまり想像していなかっただけに私の認識不足が悔やまれます。

DX機の場合は、ISO感度オートで上限を5000に設定し、できるだけ1000以下に収まるようシャッタースピードを考慮して撮影してきました。それが、マイクロフォーサーズ機では800を上限にしても発生するノイズに悩まされてしまいました。

今回使い始めたフルサイズ機にしたとたん、もちろん標準₍低₎画素機ということもありますが、3000を超えても目立ったノイズの発生は見られません。もちろん2倍3倍と画面いっぱいに拡大すれば多少は感じられますが、編集ソフトで対応できる範囲内に収まってくれています。

最初の画像はISO6400で撮影したものです。露出補正に誤りがあり多少シロトビ部分がありますが、特に気になるほどのノイズは見られません。バックがきれいにボケてくれないのはf値の高いレンズの影響だと思います。今までのカメラでは完全に没写真になるような条件下でしたがこれなら何とか使えそうです。

ちょっと暗闇でとらえたヤマガラ 宮城の野鳥

次の写真はISO2500とそれほど暗くなく今日の主題とはあまり関係ありませんが、このすぐ後に撮影できた写真で、たまたま水浴びを終えたばかりのヤマガラです。込み合った枝がなければバックの桜が映えるのですが、残念です。

水浴びが大好きなヤマガラ 宮城の野鳥

桜をバックに水浴び姿のヤマガラ 宮城の野鳥

2023年4月5日水曜日

今日も菜の花畑にて・・・ホオアカ、ヒバリ

 今日も満開の菜の花畑に出かけました。期待した夏鳥はまだのようですが、前回と同じホオアカヒバリが遊んでくれました。

使い始めたばかりのカメラなので野鳥トラッキングのテストを兼ね、初歩的なホバリングヒバリと比較的大きくて簡単な直線飛行のキジバトを追ってみました。予想通りというか当たり前というか(以前愛用していたD500でもこの程度の撮影はできていましたので・・・)、ほぼ完ぺきに追従はしたものの、やはり画素数が足りず解像不足、これだけ距離が離れると今の小さく暗いレンズではトリミングした後の画像に鮮明さが欠けてしまいます。かと言って高画素数のカメラにするとまた別の問題が生じるので悩ましい所です。今回のような比較的ISOが上がらない場所で大きなトリミングを必要とする場合は4000万画素以上の高画素機、森の中など暗くても比較的近い場所で撮影できる時は低(標準)画素機と使い分ければある程度解決する問題かもしれませんが・・・手持ちが出来る軽いけど暗いレンズ、三脚が必要な重いけど明るいレンズ云々を含め、昔から野鳥撮影には付き物の永遠の課題ですね。

こんな悩みを重ねながらも止められない「野鳥撮影という素晴らしい趣味の世界」に思いっきりはまり込んでいます。

今回もPhotoshopで曇り空を加工しています。

大空で囀るヒバリ 宮城の野鳥

遠くの空を飛んでいるキジバトを撮ってみました 宮城の野鳥

ツバメの飛行にこのカメラがどのくらい対応できるのか、これからが楽しみです。
私の技量も試されそうですが・・・

ホオアカが今日も元気に囀っていました
今日の菜の花畑のホオアカ 宮城の野鳥