奄美大島で出会ったリュウキュウサンショウクイ、残念ですが今回は電線に止まった姿しか撮影できませんでした。
先日 地元宮城の山中で出会ったサンショウクイです。角度も光も違うので比較はできませんが・・・
宮城県の角田市とその周辺の野山を歩いて、日々野鳥の写真を撮っています。 このブログは一般公開しているものの、私的な日記の延長線上にあるものなので、私の勝手な思い込みや不確かな情報のもとに述べた内容の文章が散在しているかも知れません。その点を考慮してご覧いただければ幸いです。また、このブログには、私の主義としまして、いわゆる「いいね」や「フォロー」、「コメント欄」「収益用コマーシャル」などは設けておりません。意見や質問、相談などがありましたら、私のホームページ(https://kazuomusashi.me/)の「お問い合わせ」から連絡していただきますようお願いいたします。
先日 地元宮城の山中で出会ったサンショウクイです。角度も光も違うので比較はできませんが・・・
まさかこの鳥が奄美大島にこんなに沢山いるなんて、この地を訪れるまで全く知りませんでした。どうも渡り鳥でこの時期に多いようですが、いたるところの電線に群れになって止まっています。私の住んでいる宮城では数が少なく、やはりこの時期、非常にまれにムクドリに交じって数羽が確認されるくらいです。
ズアカアオバト同様、この時期に食べ頃となる桑の実を食べに集まっています。
他のオスが近づいてきたので、尾羽を広げて威嚇しています |
これも尾羽を広げてほかのオスを威嚇しているところです |
ここが巣穴かなと思いきや・・・違いました |
深い茂みに囲まれた暗い場所 1/8秒 手持ち撮影 |
「奄美の野鳥」 5回目もやはり奄美の貴重な野鳥の一つ、「オーストンオオアカゲラ」です。前回の旅行ではオスも撮影できたのですが今回は残念ながらメスのみでした。目の前の枯れ木に頻繁に来てくれました。
この野鳥も奄美を代表する野鳥の一つです。保護活動の結果、個体数が徐々に増えてきているらしいのですが、まだまだ貴重な野鳥の一つだと思います。
今回は光に恵まれず、光沢のあるきれいな瑠璃色に撮影できなかったのがとても残念です。
1/15秒(手持ち) f/10 ISO/12800 とても暗い場所です |
名前から察するに頭が赤いのかと思いきや、いつも見るアオバトとほとんど変わりません。台湾などにいる頭の赤いアオバトと同系統ということでこの名がつけられたようです。ただ体の大きさとその独特な鳴き声には驚きました。奄美の各地で観察することができましたが、この時期は甘い桑の実をエサにしているようで、山のあちこちに自生している桑の木に集まっていました。
しかも幸運にもすぐ目の前・・・。こちらが後ずさりしてしまうほどの距離です。落ち葉を掻きわけながら盛んにミミズなどをついばんでいました。
R6 Mark2 100-500mm+1.4x 1/15秒 ISO/6400 f/10 (手持ち撮影) |
こちらでいつも出会うトラツグミと一見あまり変わりはありません。一回り大きいということですが、並べてみないとわからないくらいです。尾羽の数が違うらしいのですが、まさか捕まえて調べるわけにもいかず・・・。鳴き声も違うということですが、この時期は子育中(?)・・・鳴き声を聞くことはできませんでした。数時間、いや数日間待っても出会えなかった人もいましたので、それほど待たずに(現地到着から20~30分)、しかも2回も出会えたのは幸運でした。
三脚、一脚を持参しなかったので手振れが心配でしたが、1/15秒でも手持ちで何とか撮影できました。前回も言いましたが、ここはとにかく暗い場所です。カメラの性能に助けられています。
4月10日から20日までの11日間、奄美大島へ野鳥の撮影旅行に行ってきました。4年前もほぼ同じルートを回りましたが、今回は滞在期間を延ばし喜界島と加計呂麻島へも行くことが出来ました。
数回に分けて今回の旅行で撮影できた野鳥写真を投稿します。
R6 MarkⅡ RF100-500mm+RF1.4x 1/25秒 ISO 6400 f/10 |
写真を見ただけでは想像できないかもしれませんが、とにかく暗い場所です。使い始めたばかりの私の暗いレンズではシャッター速度を上げることが出来ません。手持ちで1/25秒、以前のカメラでは手振れがひどく絶対撮影できないような条件ですが、最新のカメラ性能に助けられました。
つい最近まで約三か月間使っていたマイクロフォーサーズ機、そしてその前まで長年愛用していたDX機、ともに光量不足時のノイズ発生に悩んでいました。特にマイクロフォーサーズ機に関してはその素晴らしい機能、性能、システムに惚れ込んでいただけに、ノイズの多さだけが残念で仕方がありません。トリミング前提の野鳥撮影にのみ使用している私だけの問題かもしれませんが、画素面積の違いがこれほど如実に現れるとはあまり想像していなかっただけに私の認識不足が悔やまれます。
DX機の場合は、ISO感度オートで上限を5000に設定し、できるだけ1000以下に収まるようシャッタースピードを考慮して撮影してきました。それが、マイクロフォーサーズ機では800を上限にしても発生するノイズに悩まされてしまいました。
今回使い始めたフルサイズ機にしたとたん、もちろん標準₍低₎画素機ということもありますが、3000を超えても目立ったノイズの発生は見られません。もちろん2倍3倍と画面いっぱいに拡大すれば多少は感じられますが、編集ソフトで対応できる範囲内に収まってくれています。
最初の画像はISO6400で撮影したものです。露出補正に誤りがあり多少シロトビ部分がありますが、特に気になるほどのノイズは見られません。バックがきれいにボケてくれないのはf値の高いレンズの影響だと思います。今までのカメラでは完全に没写真になるような条件下でしたがこれなら何とか使えそうです。
次の写真はISO2500とそれほど暗くなく今日の主題とはあまり関係ありませんが、このすぐ後に撮影できた写真で、たまたま水浴びを終えたばかりのヤマガラです。込み合った枝がなければバックの桜が映えるのですが、残念です。
使い始めたばかりのカメラなので野鳥トラッキングのテストを兼ね、初歩的なホバリングヒバリと比較的大きくて簡単な直線飛行のキジバトを追ってみました。予想通りというか当たり前というか(以前愛用していたD500でもこの程度の撮影はできていましたので・・・)、ほぼ完ぺきに追従はしたものの、やはり画素数が足りず解像不足、これだけ距離が離れると今の小さく暗いレンズではトリミングした後の画像に鮮明さが欠けてしまいます。かと言って高画素数のカメラにするとまた別の問題が生じるので悩ましい所です。今回のような比較的ISOが上がらない場所で大きなトリミングを必要とする場合は4000万画素以上の高画素機、森の中など暗くても比較的近い場所で撮影できる時は低(標準)画素機と使い分ければある程度解決する問題かもしれませんが・・・手持ちが出来る軽いけど暗いレンズ、三脚が必要な重いけど明るいレンズ云々を含め、昔から野鳥撮影には付き物の永遠の課題ですね。
こんな悩みを重ねながらも止められない「野鳥撮影という素晴らしい趣味の世界」に思いっきりはまり込んでいます。
今回もPhotoshopで曇り空を加工しています。