2024年12月21日土曜日

今シーズン4羽目のルリビタキ(オス)

 1羽目、2羽目、3羽目と、今シーズンのルリビタキ(オス)は、どれも手強く、なかなか思うような撮影ができないでいました。一日に1度や2度は顔を出してくれるも、ほんの瞬間だけ、辛抱強く待っている時間の長さに比べあっけないほど短い時間です。
4羽目の今回出会ったルリビタキ(オス)も、やはり同様に警戒心は強いですが、私が見ている前でもヌルデなどの木の実を食べに結構頻繁に出てくれます。
近くに線路があって、電車や貨物列車が頻繁に通過しますが、慣れてしまっているせいか、それには全く動じないようです。

今シーズン4羽目のルリビタキ(オス) (YouTube)

ルリビタキのオスとの出会い、今シーズン4羽目です。

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野鳥の餌付け撮影について

ネット上には、餌付けされ、飼いならされているものと思われるルリビタキやその他の野鳥たちの写真や動画が非常に多く投稿されています。人間(撮影者)のエゴによって行われるそのような行為が野鳥にとってどれほど害になるかという認識がかなり薄いように思われます。
野鳥が生きている目的は、唯一子孫を残すということです。エサを食べ、水浴びをし、毎年同じ時期に遥か遠くの地まで渡るのも全てがその目的のために行われる行為です。
エサが豊富な年もあれば少ない年もある、危険な猛禽類や野猫などにに襲われることもある、森や林、草原などがどんどん少なくなっている現状から安心して過ごせる環境も少なくなっている。そんな厳しい現実に自然淘汰され、強いものだけが生き延びる。一説には生まれた野鳥が次の年まで生き延びるのは半数以下、その次の年にはその半数と、人間界では考えられない厳しい世界で必死に生きています。
そんな野鳥たちにエサを与える一見よさそうな行為がどうして害になるかというと、野鳥たちが本来持っている身の危険を感じてそれを避ける本能がどんどん失われてしまうからです。御馳走が目の前にあって、簡単に食べることができれば、他の野鳥と競争する必要もなければ、飛び回って探す必要もない。人間が側で見ている間は猛禽類もやってこないし、野猫などもやってこない。そんなことが長く続いてしまうと安心しきって人間の近くに平気で近寄ってくる。ところが人間は勝手ですから、必要なくなってしまったら簡単にエサやりはやめてしまう。人間に飼いならされてしまった野鳥たちは自然のエサ取りが下手で自分でエサを探せなくなってしまう。人間に慣れてしまった野鳥たちは、身の危険を感じる能力も失い、簡単に野猫の餌食になってしまう。
渡り鳥は一定の時期になると、そろって旅立ちますが、人間が与えるエサに頼ってしまった野鳥は、その時期を失ってしまい、皆と一緒に渡れなくなってしまう。冬鳥にとって日本の夏は厳しすぎ、夏鳥にとっては日本の冬は厳しすぎ、当然生き延びることはできません。
結局、撮影者のエゴで飼いならされてしまった野鳥の最後は悲惨な結果をもたらします。それでなくても数年しか生きられない野鳥たち、野鳥たちにとって害になるような行為は今すぐ止めましょう。

餌付け撮影は止めよう、止めさせよう!


今までのブログの表示が見えにくかったので、表示を変更しました。


2024年12月20日金曜日

待ちかねた「ベニマシコ」 4K動画

 ここ数週間はルリビタキだけを追いかけていた為に、他の冬鳥の状況が全く分からずにいました。今日もルリビタキを探して歩いていましたが、たまたま目の前に現れたのは数羽のベニマシコでした。確認できたのはどれもオスで、この時期らしい綺麗な紅色をまとっていました。

今シーズン初見の「ベニマシコ」(YouTube)

ベニマシコの4K動画です

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。 普通の映像との違いがはっきり分かります。

2024年12月19日木曜日

オスのルリビタキがやっとヌルデの実を食べてくれました (4K動画)

 警戒心が強くなかなか目の前でヌルデの実を食べてくれないルリビタキのオスですが、今シーズン三羽目のオスのルリビタキがやっと目の前で食べてくれました。
ネット上に溢れている餌付けされたルリビタキと違って、自然の木の実を食べにやってくるルリビタキの(特に)オスは警戒心が強く、なかなかそれを捉えるのが簡単ではありません。今回もこの場所に三日間通って、やっと三コマのショート動画が撮れただけでした。
その難しさゆえ惹かれるものがありますが、こんなこと、暇人じゃないとできないかもしれません・・・。ただし、過去には、平気で何度もヌルデやハゼの実、ツタウルシの実などを食べにやってくるルリビタキのオスに出会っていますので、これは個体差ってことですかね。今シーズンもそんな楽に撮らせてくれるルリビタキに早く出会ってみたいものですが・・・。寒さが厳しくなってきて、山の中でジッと辛抱強く待っている間に風邪をひいてしまいそうです。

ヌルデの実を食べにやってきたルリビタキのオス (YouTube)

ヌルデの実を食べにやってきたルリビタキのオスです

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。 普通の映像との違いがはっきり分かります。
特に今回はおまけのジョウビタキが圧巻です。NHKの4K放送と同程度の解像度でご覧いただけると思います。

2024年12月12日木曜日

今回はメスが主役・・・ルリビタキ 4K動画

 ルリビタキと言ったらやはりオスの綺麗な瑠璃色が目立ちます。その点、メスはいたって地味で、野鳥撮影仲間からはあまり歓迎されない存在です・・・が、そんなルリビタキのメスが今回は主役です。可哀想なメスだけを集めてその行動を追ってみました。

今回はメスが主役・・・ルリビタキ(YouTube)

今回の動画は、ルリビタキの雌が主役を務めます
画像をクリックしてください

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。 普通の映像との違いがはっきり分かります。



独り言

やっとN-RAW、N-Logの何たるかがわかり始めてきました。当初は何がどうしてどうすれば良いのかが全く分からず、ネット検索の毎日でした。お陰で良きアドレスにたどり着き、今はその方の解説通りの設定で事なきを得ています。N-Logを利用することでセンサーダイナミックレンジを最大現に活用することができ、シロトビや黒つぶれの少ない撮影が可能になり、気持ち的にも大分余裕が生まれました。最初はNikonの取説の通りに3DLUTを利用していましたが、それよりも簡単な方法も見つかり、面倒なカラーグレーディングやカラーコレクション、プライマリーやセカンダリーなども僅かな調整のみで、RAW写真で行った一連の操作とほとんど似通った調整で動画を編集することができるようになりました。勿論動画編集独特のトランジション、エフェクトなどやテロップ投入など慣れてしまえば簡単な操作も最初はかなり大変でした。写真編集しか知らなかった自分がこんな映像の世界に飛び込んで、その世界の広さ、奥深さ、難しさ、楽しさなど・・・、この年にして初めて知りえたプロ(映像業界)の世界ですが、思い切って飛び込んでよかったなと思う毎日です。

AFの点では他社に後れを取ったNikonですが、この動画に関してはある意味、最先端の性能を有しています。それは、N-RAW 8K 60Pが内部メモリー(CFexpress B)カードに直接録画可能ということです。外部録画が必要でないことがどれほど便利か、使ってみてすぐにわかります。勿論N-RAW 8K 60pでの撮影には膨大なデーター量が必要なので、例えば私の今使用している1TBのメモリーカードに録画できる時間はたったの30数分です。したがって、その莫大なデーターを編集するパソコンにもそれなりの能力が必要になってきます。場合によってはゲーミングパソコン並みの、時にはそれ以上の能力が必要な場合もあります。

安易な気持ちで始めたRAW 8K動画ですが、完全に沼にはまってしまいました。


2024年12月4日水曜日

ルリビタキとジョウビタキ

 ルリビタキが当地にやってきてからもう一週間が過ぎました。白膠木とルリビタキの現場からなかなか離れられず、他のポイントを回る時間がありません。

ルリビタキが監視している白膠木の実、ルリビタキが留守している間にジョウビタキが食べにやってきました。何個かつまんでいきましたが、やはり気の強いルリビタキの急襲が怖いようで、そそくさと帰っていきました。

そのルリビタキ、周りの藪の中に入って鳴いたりググったり、時々枝に止まることはあるもののなかなか白膠木の実を食べてくれません。カメラマン泣かせの個体ですがこればかりはしょうがありません。これからも根競べの日が続くのでしょう。



ルリビタキとジョウビタキの4K動画です

今のところ4K動画を投稿できるSNSはYouTubeしかない状況ですので、当面の間YouTubeに投稿した動画をご覧いただくようになります。ご面倒でしょうが、よろしくお願いします。

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。 普通の動画との違いがはっきり分かります。

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2024年11月30日土曜日

ヌルデの実とルリビタキ

今シーズン、 ルリビタキと出会ってもう一週間になりますがなかなか思うような撮影ができません。藪の中にはまだまだエサとなる虫がたくさんいるようで、木の実を食べに来る頻度が限られています。その限られた撮影チャンスを捉えようと一日中待っていますが、あっさりと裏切られてしまっています。これからが本番、焦ることもないのでじっくりチャンスを待つことにします。

そんな中、何度かのチャンスに捉えた映像を編集してみました。白膠木(ヌルデ)の実を食べに来るルリビタキですが、残念ながら警戒心が強いこの個体は、私がカメラを構えていると食べてくれません。食べ終わった後の映像です。


ルリビタキ 4K動画 (YouTube)

ヌルデの実にやってくるルリビタキ(その1)動画です

今回からN-RAW(N-Log 8K 60P)で撮影し、4K映像に編集しています。

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。 普通の映像との違いがはっきり分かります。


2024年11月26日火曜日

ルリビタキの季節がやってきました

 数週間前からジョウビタキの鳴き声が各地で蔓延していたと思っていたら、三日前からはルリビタキの鳴き声に魅了されています。昨年一昨年とルリビタキが入った森を順に散策していますが、足を運べたのはまだ6か所のみ・・・その全てに今年もルリビタキがやってきました。メス(若オスも含む)4か所オス2か所です。まだまだ十数か所は未確認ですので、これからも楽しみです。

そのうちの一か所、オスがこの時期としては珍しく大きな鳴き声で囀っていました。何事かとあたりを見回すとやはりかわいいメスが飛び跳ねていました。当たり前のことですが、今から冬になるこの時期に狂い鳴きしているオスを無視するかのような動きです。

以前もちょうどこの時期に狂い鳴きしているオスのルリビタキは何度となく見ていますが、写真ではなかなか伝えられないもどかしさがありました。今回は何とか動画で撮れたので皆さんに「ルリビタキの狂い鳴き」をお見せすることができます。

今回は、RAW(8K 60P)で撮影した動画を解像度(720×900)、フレームレート(30P)に下げ、さらにスマホで見やすいように縦構図の動画にしました。YouTubeとは違って、このくらいのデーター容量にしないとこのブログでは受け付けてくれません。



Androidの場合は、画面下の右端の画面拡大用ボタン「」タップし、拡大してからご覧ください。
iPhoneは、左上の⇅をタップして拡大してください。


桜の狂い咲きならぬ、ルリビタキの狂い鳴きです


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2024年11月22日金曜日

新たな場所でまさかの出会い・・・いつものヤマセミ (ヤマセミ4K動画 5回目)

 いつもの場所のいつものヤマセミと、まさかの場所で出会いました。

川の中ほどにある大きなお結び型の石、時々セグロセキレイやカワガラス、カワセミなどが飛んできて止まります。まさかこの鳥までやってくるとは思いもしませんでした。そうあのヤマセミです。まさしくいつもの場所にやってくるいつものヤマセミ達です。オスとメス、姿形からあのヤマセミに間違いありません。
突然だったのでびっくりしましたが、ばっちり録画できました。

今回から録画方式をN-RAW(4.1K 60P SDR)からN-RAW(8.2K 60P SDR)に変更しました。8K RAWで録画し、4K画像に編集です。MP4撮って出しの映像ではないので、編集作業に時間がかかりますが、その分綺麗な映像をお見せできるのではないかと思っています。

「初めての場所で出会ったいつものヤマセミ」

新たな場所でいつものヤマセミと出会えました

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。 普通の映像との違いがはっきり分かります。

2024年11月14日木曜日

いつもの場所のいつものヤマセミ(その2)ヤマセミ4K動画・4回目

 今回も前回と同じ場所にやってきた同じヤマセミです。最初の雌がやってきた時はまだ明るかったものの、オスが来てくれた時にはもうすっかり薄暗くなってしまい、撮影は無理かなと思いましたが、なんとか最後まで撮影ができました。編集時に丁寧にノイズ除去処理を行ったものの残念ながらノイズの目立つ映像になってしまいました。
今回も撮影設定は4.1K60PのN-RAWですが、諧調モードをN-Log(HDR)ではなくSDRで撮影してみました。RAW4Kはまだまだ試行錯誤の段階、いろいろ設定を変えて試してみたいと思っています。

いつもの場所のいつものヤマセミ(その2)

いつもの場所のいつものヤマセミ(ヤマセミ4K動画 三回目)です

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。 普通の映像との違いがはっきり分かります。

2024年11月6日水曜日

いつもの場所のいつものヤマセミ(ヤマセミ4K動画 三回目)

 ヤマセミ4K動画を始めてもう3回目になりますが、相変わらずいつもの場所のいつものヤマセミです。この場所に行けば簡単に撮れそうと思われまですが、なかなかそうではありません。運が悪ければ何日通っても全く姿を見せてくれません。たまに出会っても素通り・・・、なかなか難しいです。今回はそんな中でのほんの一瞬のシャッター(?)チャンスでした。

まだまだ4K動画の難しさに四苦八苦しています。私の大好きなテレビ番組「ワイルドライフ」〈NHK〉・・・、追い求める自然の動物たちの生き生きとした姿、それを捉えるカメラの映像、もちろん高価な機材と優秀なスタッフの努力の成果だとは思いますが、毎回その映像の美しさ、素晴らしさ、カメラワークの見事さに感激しています。もちろん私などまだまだ足元にも及びませんが常にそれを目標として励みにしていきたいと思っています。今流行りの、若者受けするような派手な動画ではありませんが、とにかく基本に忠実に、奇をてらわず、静かに、奢らず、正直に自分スタイルを貫き通していこうと思っています。

いかに綺麗な4K動画を綺麗な状態で発信できるか、年甲斐もなく日々勉強しながら頑張っています。回転と記憶力が衰えてきた頭のボケ防止には役立っているかもしれません・・・。

「いつもの場所のいつものヤマセミ」

いつもの場所のいつものヤマセミ、4K動画その3です。

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。

2024年11月1日金曜日

親子で仲良くオオハクチョウ(4K動画)

 一昨日の朝、我が家の上空をハクチョウが鳴きながら飛んでいきました。今まで特に関心が無かったハクチョウですが、もしかすると4K動画に使えるかも・・・、近くの手代木沼に立ち寄ってみると、五羽の親子と思しきハクチョウが湖面を優雅に泳いでいました。早速カメラを取り出して撮影を試みました。もう10年ぶりくらいになるでしょうか、真剣にハクチョウを撮影したのは・・・。距離が離れすぎるかなと思いましたが、800mmのレンズで調度うまい具合画角に収まってくれました。
今までの4K動画は、カメラの設定こそ4.1K で撮影しているものの、小さな野鳥のために必然的にクロップせざるを得ませんでした。そのために実際の動画は部分的に3Kだったり2Kだったりすることもあり、本当の4K動画とは言いきれないものとなっていました。
その点、今回のハクチョウ動画は最初から最後までクロップ無しの4K動画として作り上げることができました。
白鳥の動きを追いながらのカメラワーク、大変勉強になりました。

「親子仲良く、手代木沼のオオハクチョウ」

手代木沼に5羽の親子がやってきました

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面の4Kモニター4Kテレビでご覧ください。

2024年10月29日火曜日

オシドリたちの意外な行動(4K動画)

 先日は幼いオシドリたちでしたが、今回は立派な成鳥です。警戒心の強いオシドリたちですが、今回は生い茂った草木の隙間から気づかれないよう撮影することができました。メス1羽にオス4羽、何ともアンバランスな組み合わせですが、普段あまり見慣れない行動を捉えることができました。

「オシドリたちの意外な行動」

オシドリたちの意外な行動が見れました

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面の4Kモニター、4Kテレビでご覧ください。

2024年10月26日土曜日

二羽のヤマセミ(ヤマセミ4K動画 第二弾)

いつも簡単に出会えるわけではありません。数日通っても全く出会えない日も多く、出会えても目の前を通過するだけの日も何度か・・・、とにかく難しいです。それでも我慢強くヤマセミを求めて通うのはやはりその魅力に引き付けられているからかなと思います。

いつも二羽で行動しているものの、なかなか一緒にとらえることができなかった二羽のヤマセミが、何といつもの止まり木に止まってくれました。
もうすっかり成鳥の装い、兄弟かと思っていましたがオスとメスのペアだったようです。来春に向けてどんな行動を見せてくれるか、ますます興味がわいてきますが、ほかの野鳥の数倍も警戒心の強いヤマセミ、気づかれないよう遠くから静かに見守っていきたいと思います(50mほど離れた場所からの撮影です)


二羽のヤマセミが一緒に止まってくれました


ペアのヤマセミ
動画からの書き出し写真〈4Kからだと余裕で書き出しができます)
ヤマセミのペアがやってきました

ヤマセミのペアがやってきました

2024年10月20日日曜日

オシドリ(4K動画)

 4K動画に凝ってしまい、時間がいくらあっても足りません。RAW動画撮影のためのカメラ設定は何とかマスターしたものの、相変わらず動画編集にてこずっています。とにかくデーター量が半端じゃないので高スペックのPCを使っても処理時間がかかり過ぎてしまいます。特にGPUに負担が集中し、ほぼ100%で数時間も働きっぱなし、クーラーが付いているもののすぐに70°Cを超えてしまうので気が気じゃありません。必要な項目を決めてスイッチポン、後はAIが勝手に処理してくれますが、数分だけの動画処理に一晩(約10時間)もかかってしまうのには呆れてしまいます。デリバーもしかり、HDなら数分で終了する今回の長さの動画も4Kだと6時間もかかってしまいました。コーヒー飲んでる間に・・・なんて絶対無理です。同じRAWでも静止画像の処理がいかに早く簡単だったか、今更ながら実感しています。

今回は距離も遠く、暗かったので4K動画としてはあまり適した素材ではありませんでしたが、動きを捉える為の練習用として使ってみました。

「二羽の若いオシドリ」

若いオシドリを4K動画に収めてみました

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面の4Kモニター、4Kテレビでご覧ください。

2024年10月15日火曜日

秋の渡りのノビタキ(4K 動画)


 今回は、秋の渡りで立ち寄ってくれたノビタキの雄です。北海道で出会ったときは体中真っ黒でしたが、すっかり冬羽に変身、かすかな面影だけが残っています。

4K動画の二回目です。今回もテロップを作るだけで精一杯、ノイズ除去とシャープネスのみで微妙なカラーグレーディングまで手が回りませんでした。
カメラの設定もRAW動画の場合、それなりにコツがあるようで、あっちこっちの情報を調べながらやっとそれなりの設定ができるようになりました。
レンズが小さければ取り回しも楽ですが、いくら軽量になったとはいえ、フルサイズ800mmの超望遠レンズで動画を撮るのは、装備も体力も根性もそれなりに大変です。あえてこの装備にこだわるのは、ただ一点、大好きな小さな野鳥たちを綺麗な4K動画、8K動画で撮りたいがためだけです。
満足できる4K・8K動画をお見せできるのはまだまだ先になりますが、辛抱強くお付き合いください。

「秋の渡りのノビタキ 4K動画」


秋の渡りのノビタキを4K動画にしました

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面の4Kモニター、4Kテレビでご覧ください。

2024年10月10日木曜日

「ヤマセミの幼鳥」(再編集)

 先日投稿した「ヤマセミの幼鳥」の動画ですが、慌てて制作したために、動画としては全く見るに堪えない仕上がりでした。RAWでの撮影なので当然ですがノイズは多いし、シャープさに欠けてピントも甘い、写真画像だったら絶対投稿できない(しない)出来でした。

愚図ついた天気が続いているのを幸いに、家にこもってじっくり再編集してみました。かと言ってその可能性を十分出し切れた仕上がりではありません。初めてのRAW動画、その何たるかを理解しないまま撮影したものですから、やはり限界があります。今回はシャープネスやノイズ除去、コントラストの調整が主で、カラーグレーディングはほとんど未処理、Nikonから提供されているLUTも利用しませんでした。
使用した編集ソフトの機能の豊富さ、無限の処理能力に、使えば使うほど素人の私にはただただ恐れが増すばかりです。それでも、試行錯誤しながらなんとか先日の動画よりは少しはましな映像に仕上げることができました。

圧縮されているRAW動画とはいえ、今回のたった5分ほどの録画時間で使用したデーター量が約46GB・・・、ゲーミングパソコン並みに強化に強化を重ねた今のパソコンだったからこそスムーズな処理ができましたが、N-RAW(N-Log 4K60P)の膨大なデーター量は現在使用中のメモリーカードCFexpress(256GB)では、約25分の撮影で満杯になってしまいます。追加のカード(600GB~1TB)を検討していますが、読み込み、書き込み速度も現在の最高規格品が必要となるのでかなりの高額、メモリーカードの選定・購入にも頭を悩ませています。
何事も挑戦あるのみ、とにかくきれいな動画、感動できる動画を目指して・・・です。


先日の「ヤマセミ幼鳥」の動画を再編集しました

「ヤマセミの幼鳥」(再編集4K動画) SD,HD,UHD(4K)で再生可能です。

2024年9月30日月曜日

ヤマセミ幼鳥との出会い

 ほぼ三か月ほどの休養です。季節が暑い夏ということもあって、北海道旅行から帰ると何故か気力が抜けてしまい、野山を歩き回る元気がありませんでした。明日から10月、涼しくなったのを機に今日から野鳥撮影を再開しました。

久しぶりに出かけた河川にヤマセミがいました。昨年も、その前の年も、ここ数年ヤマセミがいた同じ場所です。まだ今年生まれたばかりの幼鳥(昨年の幼鳥とは別個体)ですが、三羽ほど(親と幼鳥二羽かな・・・)が目の前を飛び回っていました。

今日は、最初から動画で撮影しました。きれいな画質をと思いN-RAW(N-Log 4K 60p)なるものに挑戦したものの、久しぶりの動画ということもあり編集処理に失敗、普通のMP4動画になってしまいました。


ヤマセミ幼鳥との久しぶりの出会いです

「2024年9月のヤマセミ幼鳥」

2024年8月28日水曜日

まだ夏だというのに、「ジョウビタキ」との出会い!

 例年通りの夏季休暇と称し、野鳥撮影を長期間休んでいたので久しぶりの投稿です。

まだまだ暑い日が続いていますが、なんと冬鳥のジョウビタキとの出会いにびっくりです。近年、渡らずに国内で繁殖していることが所々で確認されているようですが、昨日まで避暑に行っていた裏磐梯でも繁殖していたようです。真夏のジョウビタキと初めて出会うことができました。
容姿から今年この地で生まれたばかりの幼鳥と思われますが、木々の間を数羽で飛び交っていました。

冬鳥のジョウビタキと真夏に出会いました

冬鳥のジョウビタキとまさか真夏に出会うとは・・・

真夏に冬鳥のジョウビタキと出会うことができました

明日は厄介な大腸の精密検査日、無事に済んだらそろそろ野鳥撮影の再開と行きましょうか・・・

2024年7月22日月曜日

2024年北海道の旅 特別編「水場にやってくる野鳥達」 キバシリ

「2024年北海道の旅」 最終回です。

 「水場にやってくるキバシリ」、コルリも意外でしたが、この野鳥はそれ以上に意外でした。北海道ではよく見かける野鳥ですが、まさか水浴びシーンが見られるなんて、びっくりです。姿的には決して見栄えのいい野鳥ではありませんが、こんな地味な野鳥たちがどちらかと言えば私は好きです。

水場にやってきたキバシリ
何とキバシリが水場にやってきました

水浴びにやってきたキバシリです

キバシリが水浴びにやってきました

キバシリが水浴びする姿を見るのは初めてです

今回も画像処理で水場周辺をきれいに掃除しました。

今回の旅も沢山の野鳥達との出会いがありました。「2024年北海道の旅」を、特別編も含め31回に分けてお送りしましたが今回ですべて終了です。長い間お付き合いいただいた方々に、心からお礼申し上げます。

明日から時間を持て余すようですが、この蒸し暑い季節に外に出る気力もなく、しばらくは家の中で過ごそうかな・・・。そういえば少しパソコンの動作が重くなってきたので、メンテナンスを兼ねて溜まったデーターの整理を行わないといけませんね。

旅行の途中からZ8+800㎜の調子がおかしい・・・、歩留まりが極端に悪くなってしまいました。帰ってからすぐNikonへ修理に出したところ、約10日ほどで戻ってきました。カメラには異常がなく、レンズ部のピント・解像力不具合のため関連部の調整にて修理完了とのことですが、何とも抽象的な表現でよくわかりません。勿論、保証期間内だったので修理代は無料です。どこかが動かないとか外観が壊れたなどと違って、実際野鳥を撮影してみないとわからない現象なので、近いうちに外へ出て検証したいと思います。

奄美の旅行では飛行機での移動だったので予備機をもっていかず失敗しましたが、今回はカーフェリーを利用し、車での移動だったので予備機をもって行って正解でした。この水場での撮影はすべて予備機(R6m2+100-500mm)を使用しました。
そういえばR5m2が発売されましたね・・・、多少興味はありますが、撮影は野鳥のみ、しかも手持ち派の私にとって800㎜f6.3のような単焦点の軽いレンズがないので心は動かないかも・・・
野鳥撮影、特に野鳥の飛翔撮影には、α1が最高とわかっていても切り替えできないでいるのは、そんな理由もあります。


2024年7月21日日曜日

2024年北海道の旅 特別編「水場にやってくる野鳥達」 キビタキ

 特別編「水場にやってくる野鳥」も残り2回、ラストスパートです。

ラスト前は、お馴染みのキビタキです。この水場には他にもシロハラゴジュウカラやハシブトガラ、ヒガラ、それにクロジ、そしてシマエナガもやってきます。とにかく次から次と野鳥がやってくるので退屈しません。ただしこの水場、環境的にはかなり暗いので明るいレンズの方が撮りやすいと思います。距離が近いのでフルサイズで500㎜もあれば十分です。
当然いつものZ8と800㎜では大きすぎるので、予備で持参したR6m2と、レンズは暗いですが長さ的にはちょうどいい100-500mmを使いました。

水浴びにやってきたキビタキのオスです

キビタキのオスが水浴びにやってきました

可愛いメスもやってきました
キビタキのメスも水浴びにやってきました

水場にやってきたキビタキのメスです

水場に入ってきたキビタキのメスです

水浴びしているキビタキのメスです

水場に入って一生懸命水浴びしているキビタキのメスです

キビタキのメスはやはり可愛いですね

水場にやってきたキビタキのメスです

汚れた水場なので、今回も画像処理できれいに掃除しています。

2024年7月20日土曜日

2024年北海道の旅 特別編「水場にやってくる野鳥達」 ウグイスとムシクイ

 今回は、「水場にやってくるウグイス」です。

ウグイスも水浴びが大好きですが、
他の野鳥達と違って落ち着きがなく、
短時間の水浴びが特徴です。

水場に水浴びにやってきたウグイスです

水浴びにやってきたウグイスです

ウグイスも水浴びが大好き、この水場にやってきます

水浴びにやってきたウグイスです

お世辞にもきれいな水場ではなかったので、今回も画像処理できれいに掃除しました。


一瞬、これもウグイスかと思いきや、
過眼線の濃さ、眉班の太さや長さなどから
センダイムシクイかあるいはその仲間かも知れません。
鳴き声を聞き逃したので、残念ですが私には判別できません。
水浴びにやってきたムシクイ

水浴びにやってきたムシクイ

水浴びにやってきたムシクイです

ムシクイの水浴びにやってきました



2024年7月19日金曜日

2024年北海道の旅 特別編「水場にやってくる野鳥達」 コルリ(3)

 「水場にやってくるコルリ」、その3回目・・・。

水浴びが済むと薮の中に入り、盛んに毛繕いしています。
羽をブルブルさせながら右を向いたり左を向いたり、
目まぐるしい動きです。

水浴びが済んで毛繕いしているコルリの若オスです


水浴び後の毛繕い、コルリの日課です

コルリの若オス、水浴び後の毛繕い中です

コルリの若オスが羽を震わせながら、水浴び後の毛繕い中です

水浴び後、羽を震わせ水を振り払っているコルリの若オスです

羽を震わせて水を振り払っているコルリの若オスです

羽をブルブル震わせて水を払っているコルリです