2025年10月15日水曜日

測量山で出会った「ハチクマ 幼鳥」

 余りにも観光客が多いので、午後からは、近くの測量山に移動しました。こちらは「渡りの猛禽類」を撮影する地元のカメラマンの方達だけなので、のんびりと撮影できました。

それにしても、皆さん凄いですね、老齢の私の肉眼では小さな点にしか見えない猛禽を、あれは何ですよ、これは何ですよ・・・、すぐに見分けがつくらしく、親切に教えてくれるんですよね(感謝)。 で、一番多かったのが、「ハチクマの幼鳥」でした。カメラのファインダー越しに見ている私にはそれが幼鳥かどうかの区別がつきません。言われるままになるほどこれがハチクマの幼鳥なのかと感心しながら撮影しました。


渡りの途中のハチクマ幼鳥です
3枚の写真を1枚にまとめました


2025年10月14日火曜日

地球岬で出会った「ハイタカ」

ここは北海道・室蘭市の地球岬です。

秋の渡りの時期とあって、野鳥たちが次から次とやってきます。ただ有名な観光地でもあり、大勢の観光客も次から次とやってきます。特に外国からの観光客が多く、中国語、韓国語、英語などが周りに飛び交っています。

普段 猛禽類を撮影することがない私なので、猛禽類についての知識は初心者以下、飛んでくる猛禽類を見つけても、名前が全くわかりません。

地元のカメラマンに、これは「ハイタカ」だよと教えてもらいましたが・・・。


地球岬で撮影したハイタカです
5枚の写真を1枚にまとめてみました


2025年10月13日月曜日

可愛い「エゾシマリス」との出会い

 野鳥以外の写真を載せるのはめったにありませんが、今回は特別です。

過去に北海道で出会った動物と言えば「エゾシカ」、「エゾリス」、「キタキツネ」などがありましたが、今回は「エゾシマリス」です。とても小さくて北海道にしかいない可愛いリスです。


ウトナイ湖周辺で出会ったエゾシマリスです

ウトナイ湖近くで出会ったエゾシマリスです

ウトナイ湖周辺で出会ったエゾシマリスです



本州で見られるシマリスは、外来種の「チョウセンシマリス」と最近ペットとして海外から大量に持ち込まれているやはり外来種の「チュウゴクシマリス」との事ですが、それらが本来外来種のいなかった北海道にまで持ち込まれ逃げ出して野生化し、大変問題になっています。
人間の勝手な行動が、自然の生態系に多大な悪影響をもたらしているようです。


2025年10月11日土曜日

ご無沙汰していました

 長い夏季休養を経てもいまいち元の調子に戻れず、快適な我が家に閉じこもっていましたが、涼しくなったのを機に何とか北海道まで足を延ばす事が出来ました。

ところが、着いたその日から好天に恵まれたものの暑い日の毎日、さらに各地でのクマ騒動に見まわれ、そのうえ夏鳥は移動してしまい、冬鳥はまだ来ない、なんとも中途半端な時期だったので、野鳥との出会いには恵まれない旅行でした。

2週間ほどの短い予定だったので、道央の一部と道南の一部に限定し、野鳥探しの傍ら、主な観光地を巡ってきました。

北海道のカケスと言ったら「亜種のミヤマカケス」ですね。年中出会える身近な野鳥ですが、この野鳥が目の前を横切ってくれました。数か月ぶりのカメラ操作に腕が震えましたが、何とか追いつく事が出来ました。


ミヤマカケスの飛翔写真です。
4枚の写真を1枚にまとめてみました


2025年7月19日土曜日

 熊騒動も落ち着いてきたようなので、久しぶりにサンコウチョウの水場に入ってみました。いくら臆病なツキノワグマとは言え、出合い頭の遭遇、近距離での遭遇は危険なので、携帯スピーカーをガンガン鳴らしながら歩いています。ところが、最近どうもおかしいと思っていましたが、数年使用していたスピーカーのバッテリーが持たなくなってきました。以前は朝から夕方までは十分持っていた電池が、2時間弱で切れてしまうようになってしまいました。予備のUSB充電器を持ち歩いているので、それで充電は可能なものの、このスピーカー、USB給電には対応していないので、充電中は音楽を鳴らすことができません。仕方がないのでスマホを直接鳴らしていますが、スマホのスピーカーでは音の大きさに限界があります。急遽アマゾンで安い携帯スピーカーをポチリました。
久しぶりの水場、熊騒動からだいぶ日が経っているので、どうかなと心配でしたが、二回ほど来てくれました・・・が、久しぶりの撮影に緊張(動揺)してしまい、肝心の水浴びシーンは撮り逃してしまいました。

静止画でしか伝わらない感動、動画でしか伝わらない感動・・・、それぞれに大切な媒体ですが、今は動画に凝っています。

今回もスマホ向けに縦構図、そしてショート動画(YouTube)です。

水場にやってきたサンコウチョウです



2025年7月8日火曜日

「アカショウビンとブッポウソウ」縦構図のリール動画

とにかく暑い日が続いています。例年7月から9月は休業日(野鳥撮影休業日)と決めていましたが、今年はクマの出没もあり、いつまで続くか見通しがつかない状態です。そんなわけで、毎日涼しい部屋にこもって動画の勉強に精を出しています。
奥の深い「動画沼」、どっぷりと浸かっていますが、それがまた楽しいからしょうがありません。とにかくいくら勉強してもこれでもかこれでもかと次々に分からないことがやってきます。そのたびに固くなった脳みそを無理やりたたき起こし、頑張っています。

以前のアカショウビンの動画から一部を切り取ってショート動画を作ってみました。

新たに作った「アカショウビンのリール動画」です。

(YouTube)

Facebookでも見る事が出来ます。



いつもは動画から切り取って静止画を作っていましたが、今回は全く反対、静止画をつないで動画風にしてみました。20枚/秒で連続撮影した静止画を29枚使っての動画ですが、やはり滑らかな動画とは言えません。 でも、たまにはこんなお遊びもいいかな・・・。

新たに作った「ブッポウソウのリール動画」です。

(YouTube)


Facebookでも見る事が出来ます。



2025年6月26日木曜日

サンコウチョウの水浴び(過去の動画を再編集)

 先週まで毎日のように通っていた「サンコウチョウの水場」付近に、昨日の朝、クマの目撃情報があったと連絡が入ったので、勇んで出かけようと思ったら、周りから非難ゴウゴウ・・・、仕方がないので当分は入山を控えようと思っています。

そんなわけで、(時間に余裕が出来たので) 4年ほど前に同じ場所で撮影したサンコウチョウの動画を、「DaVinci Resolve」の最新版で再編集してみました。

当時のカメラよりは性能が良くなったはずなのに、何度トライしてもこの当時のような写真が撮れないのは、腕が落ちたのか・・・・・・、年は取りたくないもんだ。

今回もスマホ用に縦構図で作っています。

サンコウチョウの水浴び(再編集作品)

数年前の動画を最新の編集ソフトで再編集してみました
D500   500mm f5.6

AI利用で編集が楽になったからと言って、アマピンがベタピンになるわけでもなく、ノイズが全くなくなるわけでもなく、期待したほどの効果はなかったが、それでも何となくよくなったような気がする・・・かな?

2025年6月25日水曜日

アオサギの飛び出し動画

 世の中に、「アウト老(ロー)」なる言葉があるらしい、いわゆる「はみ出し老人」・・・何となく自分に合った言葉かもしれない、と言うわけで、「アウト老」の本領発揮、老いてますます我が道を行くのであ~~~る。

今日はちょっと趣向を変えて、今までカメラを向ける機会がほとんどなかった、アオサギの飛び出し動画です。(今回はスマホ用に縦構図にしたので、できるだけスマホで見てください)

アオサギの飛び出し動画(YouTube)

アオサギの飛び出し動画です
Z8   Z400mm f4.5



・・・・・ 独り言 ・・・・・

もう、カメラの性能が日増しに向上し、野鳥撮影の世界も、うかうかしていられない。私の得意分野である小さな野鳥(小鳥)を、羽毛の一本一本までくっきりはっきり撮るのなんてもう当たり前、飛び出しや飛翔写真をピンとぴったりに捉えるのが今どきのトレンドになってしまった。
解像度に関してはメーカーによる違いというよりは、映像素子の画素数の多さ少なさの違いが影響するので、画素数の多いカメラを選定すればいいのだが、飛翔時のフォーカスと追従に関しては、各メーカーの性能差が結構大きいようだ。しかし、カメラの性能表やカタログを見比べただけではその違いが分かりにくい。
というわけで、最近各地を回って多くのカメラマンと出会って感じたことを独断と偏見で述べてみると、とにかくα1(α1Ⅱ)の性能の素晴らしさに行きついてしまう。それも、600㎜ f4(通称ロクヨン)との組み合わせが、野鳥の飛翔撮影に関しては、現時点では最高の選定のようだ。とにかくフォーカスは早いし、一度野鳥に食いついたら離れない、どこまでも食らいついていく・・・。もう十年以上付き合っているSNS仲間の一人が、急にプロ顔負けの素晴らしい飛翔写真を投稿するようになったので聞いてみると、やはりこの機種に取り換えたとの事。その他にも、SNSにハット引き付けられる素晴らしい飛翔写真を投稿している人達の機種紹介では、私が確認できた限り、この機種(一人だけは400㎜ f2.8+ 1.4)を使用していた。
私が今使っているZ8 Z800mm f6.3の組み合わせは、お世辞にもその点に関しては脱帽である。価格差を考えると当然の事かもしれないが・・・。
もちろんZ8にはZ8なりの良さがあり、Z600mm f4との組み合わせでの検証も行っていないので、まだ替えるつもりはないが、野鳥撮影だけが命の私にとっては多少悔しい思いもある。


2025年6月20日金曜日

アカショウビン

 例年と違い、様々な条件が重なり撮影が困難でしたが、何とか今年もアカショウビンに出会う事が出来ました。

アカショウビン(YouTube)

例年と違って、様々な条件が重なり撮影が困難でしたが、今年もアカショウビンと出会う事が出来ました

静止画では過去何度も撮影してきたアカショウビンですが、今回は初めて動画で挑戦してみました。止まり木が木立の中なので、暗く、ISO感度やS/Sの設定に気を使いました。


全て、動画から書き出した写真です。以前は動画からの書き出しでは実用に耐えませんでしたが、4Kからだと静止画としても何とか使えるかなと思います。いつの日か8Kからの直だしもやってみたいと思っています。





2025年6月12日木曜日

離島で出会った野鳥たち(最終回)

 4月の奄美大島から始まり、5月の対馬飛島・・・、今年の春は離島を訪ね歩きました。

全ての写真と動画の整理が完了したので、今回で最終回とします。

離島への旅は結構きついです。日程の調整、交通の不便さ、宿泊場所の確保、もちろん経済的な負担も想像以上に大変ですが、それに勝る体験ができます。もう、すっかり離島の魅力に魅せられてしまいました。

昨年までは、この季節は毎年一か月間ほど北海道を旅していて、北海道は良いなって思っていましたが、離島への旅もそれに負けず劣らず、素晴らしいと思いました。
今回の旅は日程的に短かったので次回はもっと長く、もっと余裕のある旅をしたいと思っています。また、まだまだ訪れていない離島が、日本には沢山あります。どんな体験ができるか・・・これから、それらの島々にも訪ねて行きたいと思っています。

とにかく体が元気なうちに・・・


離島で出会った野鳥たち(最終回)

ムギマキ、アカマシコ、シマゴマ、マミジロツメナガセキレイ

ムギマキ、アカマシコ(チャマシコ)、シマゴマ、マミジロツメナガセキレイたちと出会いました


2025年6月4日水曜日

離島で出会ったホオジロ属(シマアオジなど6種)

離島への旅を終えて、撮りためた沢山の写真や動画の整理に追われていましたが、やっとひと段落ついたので、種類の多かったホオジロ属をまとめてみました。

シベリアアオジコホオアカシロハラホオジロキマユホオジロシマノジコシマアオジなどです。シマアオジ以外はいままで見たことも聞いたこともなかった野鳥たちです。

離島で出会ったホオジロ属 6種


シベリアアオジ、コホオアカ、シロハラホオジロ、キマユホオジロ、シマノジコ、シマアオジの6種です


2025年6月1日日曜日

飛島の「コルリ」

 過去にも何度かコルリは撮影してきましたが、これほどまで身近での撮影は、昨年の北海道での経験以来です。

とにかくその出会いにびっくりしました。細い遊歩道を歩いていると目の前に数羽の野鳥が道端に舞い降りて餌をついばんでいました。双眼鏡を覗くとアトリが数羽、なんとその中にコルリの姿も・・・慌ててカメラを向けてシャッターを切りました。

その距離約10m、気づかれないように距離を取りながら最初は静止画で、さらに動画で、残念ながら三脚はもっていなかったので手持ちになってしまいました。10秒過ぎ、20秒過ぎ、30秒過ぎ・・・何とこちらの存在に気が付いていないようで、少しづつ近づいてきます。7~8m位でやっと気付いたようですが、一生懸命餌をついばんでいてすぐには逃げません。静止画が数百枚、動画も数本・・・4~5分ほど過ぎたところで道脇の茂みに入っていきました。

一瞬の出来事に、驚きと感動を味わいました。

コルリ(YouTube)

飛島で撮影したコルリです


「これは餌付け撮影ではありません」と、ことわりを入れないといけないほど、コルリやコマドリなど、警戒心が強く普通なら撮影が難しい野鳥たちの餌付け撮影が、日本各地で安易に行われている状況に憤りを感じています。
このコルリ、あまりにも警戒心がなさすぎます。もしかすると、どこか他の場所で餌付けされていたのかもしれません・・・。


もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。



2025年5月30日金曜日

「ブッポウソウ」との出会い

 ブッポウソウに会いたくて、長野県の天龍村に行きました。

ここは、岡山県の吉備中央町と同じように。地域全体でブッポウソウの繁殖に努力している所です。行ってみて初めて知ったことは、吉備中央町とは正反対、一部を除いて巣箱の場所は公開していないということです。村のあちこちに巣箱が設置されているものの、以前地域住民と撮影者との間でトラブルがあったようで、村役場の屋上に設置してある巣箱以外は全て非公開になっています。

やはり、森の中に設置してある巣箱を探すのは時間がかかりますが、橋に設置してある巣箱は遠くからでも見つけやすく、天竜川にかかる数か所の大きな橋が狙い目になります。

5月19日から20日・・・。ブッポウソウは遠くから確認できたものの、まだ当地に飛来して間がなく、オスとメスがやっとペアリングできた段階で、巣箱の利用はこれからでした。
巣箱に入ったり出たりする時の飛翔写真や映像はネット上に溢れているので、ほとんどの人は目にしていると思いますが、そのようなわけで、今回の旅では巣箱の近くからの撮影はできませんでした。もちろん、繁殖の妨げにならないよう巣箱からはある程度の距離は必要ですが、まだ巣箱を利用していない段階では、わたしの800㎜の望遠でも遠すぎて撮影が困難な距離(100m以上)に止まっているか、飛んでいる状態なので、大変苦労しました。

次回はより詳しく調べて、もっと近くから撮影できる時期に訪れたいと思います。
とにかく天竜川の雄大さとその風景には感動しました。それを見たくて再度訪ねてみたい場所であることは間違いありませんが、かなり山奥で、道も狭く急カーブの連続、不便な場所にある村なので、十分覚悟して行きたいと思います。


ブッポウソウに会いたくて、天龍村を訪ねてきました

ブッポウソウ(YouTube)


2025年5月28日水曜日

念願の「ヤイロチョウ」との出会い

 各地を歩き回っていると、珍しい野鳥との出会いが待っていますが、特にこの野鳥との出会いは感動的でした。ほんの数秒の間だけ目の前に現れてはすぐに去って行ってしまいましたが、久しぶりに手が震えました。

待つこと10日間、その間に出会ったのはこの一回だけ、他の9日間はただひたすらマダニの恐怖を感じながらも山の中を行ったり来たり、突然の出会いを信じながらも、期待を裏切られ続けた毎日でした。

ヤイロチョウ


憧れのヤイロチョウが目の前に現れました


ヤイロチョウとのたった一度だけの出会いです

晴れた日でも薄暗い森の中、ISO感度の上昇でノイジーな画像となってしまいました。

現地に到着したのが5月17日、数日間は全く鳴き声も聞こえず・・・、この森で最初に鳴き声を聞いたのが5月21日でしたが目の前には現れず、22日も鳴き声を確認するも現れず、23日にほんのわずかな時間でしたが、やっと目の前に現れてくれました。その後も待ち続けましたが、日に数回の遠くからの鳴き声のみ、最終日5月26日まで全く姿を現してくれませんでした。 
滞在した10日間に、ヤイロチョウ目当てにこの地にやってきたカメラマンは延べ数百人、その中でこの野鳥が撮れたのはたった三人だけ・・・、地元のカメラマンのアドバイスを受けながらもその中の一人になれたのは超ラッキーでした。

ある程度は覚悟していましたが、かなり手強い相手です。


2025年5月17日土曜日

「イワミセキレイ」との初めての出会い

 先月の奄美大島、今月初めの長崎県(対馬)の旅から帰って、すぐまた旅に出ました。

今度は山形県の日本海側にある飛島・・・、小さな島です。

先の対馬もそうですが、車で直接いけない場所は、とにかく不便です。船の運航時間に制限され、さらにシーズン中ということもあって、宿泊場所を探すのも大変です。とは言いながらも、初めて出会った野鳥の数は数えきれないくらい、まだまだ撮りためた写真や動画の整理が手つかずのままです。

順不同となりますが、対馬のヤマショウビンの後は飛島で出会った「イワミセキレイ」の紹介です。

イワミセキレイ(YouTube)

飛島でイワミセキレイとの出会いがありました



2025年5月11日日曜日

「ヤマショウビン」との出会い

 この野鳥が日本で見られるなんて、夢にも思っていませんでした。

LINEでの情報が入っても、まさか・・・どうせすぐいなくなっているだろうと半信半疑、ところが現地に到着して間もなく、目の前にまばゆいばかりの綺麗なブルーが飛び込んできました。
恥ずかしながら今回のこの件まで、この野鳥の存在も名前も全く知らないでいました。

手が震え、足が震え、心臓が高鳴るのを感じながら一生懸命カメラを回しました。

ヤマショウビン(YouTube)

ヤマショウビンと偶然の出会いでした


2025年5月1日木曜日

奄美大島の野鳥たちー4 「オーストンオオアカゲラ」

 最後は、「オーストンオオアカゲラ(メス)」です。

この場所にはオスもいたようなのですが、前の日のことで、私は出会う事が出来ませんでした。とにかく近すぎて、画角に入れるのに苦労しました。普段の野鳥撮影では、遠すぎてどうにもならないと思う場面が多い中、今回のように近すぎて困ったと贅沢な悩みでした。次回、また行く可能性があるとすれば、オスも動画で撮りたいですね。

というわけで、たった一日しかなかった野鳥撮影日に、頑張って撮れた野鳥たちです。


   2025年4月 奄美大島の野鳥


その4 奄美大島の「オーストンオオアカゲラ」(YouTube)

2025年4月に奄美大島で撮影したオーストンオオアカゲラ(メス)の動画です

インフレの昨今、年金生活者には厳しい世の中になってきました。孫たちに脛をかじられるのはこれが最後になって欲しいと思っています、が・・・


2025年4月30日水曜日

奄美大島の野鳥たちー3 「アカヒゲ」

 奄美大島の野鳥たち、次は「アカヒゲ」です。

昨年末に静止画から動画に転向し、今回どうしても動画で撮りたかったこのアカヒゲですが、やはり短時間での撮影には無理がありました。昨年より生息数が減少していることもありますが、期待していたほどの成果はありませんでした。
四回目となる奄美大島の野鳥撮影旅行、もう今回で終わりにしようと思っていましたが、ちょっと不完全燃焼・・・、もしかして来年も挑戦するかもしれません。

余談ですが、数年前から黒糖焼酎の大ファン、毎晩の晩酌に黒糖焼酎が欠かせません。


奄美大島のアカヒゲ(YouTube)

2025年4月に奄美大島で撮影したアカヒゲの動画です


「年寄りのひとりごと・・・」

AI全盛の世の中になりました。パソコンは勿論、スマホを触っていてもAIのお世話(おせっかい?)にならない日は全くありません。まだこちらがその正確性を認識できているうちはいいのですが、それにマヒしてしまい、抵抗なく受け入れてしまうようになったとき、それを真実と疑わなくなってしまうようになるのが怖いですね・・・と、言いながらも最近は検索結果をAI検索に頼っている自分がいることに驚いています。もちろん、写真編集も、動画編集もAI技術のお世話にならなければ時間ばかり費やしてどうにもならない現実があります。
今回の動画に投入した私のジブリ風似顔絵ですが、これもChat GPTに作ってもらったものです。ほんの数秒でアップした写真からこのような似顔絵を作り出してしまうのですから、もうびっくりです。試しに8K動画撮影におけるシャッタースピードとモーションブラー、静止画切り出しの矛盾点を質問してみたら、瞬時に、正確(かも?)に、理路整然と、私でも理解できる用語で回答してきました。あまりにも凄すぎて恐怖すら覚えます。
AIが生活の隅々まで浸透し、AI無しでの生活が成り立たなくなってしまったとき(もう既にかなりの分野でなっていますが・・・)、果たして自信をもってコントロールできるのか、一抹の不安を感じます。


2025年4月29日火曜日

奄美大島の野鳥たちー2 「ズアカアオバト」

 奄美大島の野鳥たち、その2は「ズアカアオバト」です。

今回持参したレンズは400㎜(f4.5)のみですが、それでも長すぎてしまいました。画角に入りきらず、かといってハブが怖いので後ろの藪には下がれず、苦労しました。去年は800㎜だったので、それよりはマシですが・・・。
今回の動画は全て手持ち撮影だったので、手振れしないようしっかりカメラを構え、さらに目からピンが外れないよう気を付けながら(この辺がAFの弱いNikon機を使っていて苦労するところです)慎重に撮影しました。


ズアカアオバト(YouTube)

2025年4月に奄美大島で撮影したズアカアオバトの動画です


2025年4月28日月曜日

奄美大島の野鳥たちー1 「オオトラツグミ」

 今年も奄美大島へ行ってきました。ただし、例年とは違って、今年は大学生になる孫娘を連れての旅です。何故か自然の動植物に興味があるらしく、そちらの授業を専攻しているようで、以前から奄美大島へ行くときは連れてってと言われていました。それならばと三人での旅行計画を練っていたところ、なんと毎日仕事に追われ、まとまった休みなど取れそうもない娘までもが一緒に行きたいというではありませんか・・・。結局、4人での奄美大島旅行となってしまいました。
孫娘の見たいところ、行きたいところを中心に日程を考えると、私の目的である野鳥撮影に専念できる日はたった一日のみ、五泊六日の旅行の大半はそれ以外の場所での体験・見学旅行となってしまいました。
奄美大島の有名な「あやまる岬」「笠利岬」などの観光地は勿論、シュノーケリング体験、マングローブの森のカヌー体験、ナイトツアーでの奄美の動物たちとの出会い、開所初日のアマミノクロウサギミュージアム「くるぐる」見学、奄美野生生物保護センター見学、奄美海洋展示館、田中一村美術館・・・などなどのスケジュールでいっぱいになってしまいました。

「ナイトツアー」では、会いたかったアマミノクロウサギは勿論、リュウキュウコノハズク、アマミヤマシギ、ヒメハブなどの蛇類、それと多くのカエルたち、とくに貴重なイシカワガエルと出会えたことに、とても感動していました。

ということで、私の野鳥撮影は一日のみでしたが、奄美大島のめぼしい野鳥たちとは何とか出会う事が出来ました。昨年は出会えなかったオオトラツグミが今年は目の前に何回も出てくれました。例年は多いアカヒゲが今年は若干少なめな感じ、ズアカアオバトオーストンオオアカゲラとも出会う事が出来ましたが、やはり今回は時間が少なく、満足できる映像は撮れませんでした。ルリカケスとも出会えましたが、あまりにも近すぎてピンボケ、ごみ箱に入れてしまいました。

最初は「オオトラツグミ」の映像です。(YouTube)

2025年4月に、奄美大島で撮影したオオトラツグミの映像です


2025年4月1日火曜日

この時期お決まりの「河津桜とメジロ」を私なりに料理してみました

 気まぐれなヤマセミ相手に何日も通いましたが、成果が上がらず・・・気分直しに、近くの公園に出かけてみました。梅や河津桜は勿論のこと、トサミズキ、レンギョウ、モクレン、その他の草花もきれいに咲き誇っていました。昔のように、風景や草花の写真を撮っていた時分なら、夢中でそれらを撮影していたでしょうが、今はもう野鳥一筋、きれいだなと思うことはあっても、カメラを向けることはありません。

公園の河津桜に今年もメジロがやってきました。この組み合わせの写真(静止画)は、過去にもう数百枚、いやそれ以上数千枚は撮っているかと思いますが、動画で撮るのは初めてのこと、初心者になった気持ちで、つい夢中になりました

静止画では表現できないメジロの動きを、うまく捉える事が出来たでしょうか・・・

新たなレンズ、400mm f4.5がこのようなシーンにはぴったりです。とても軽く、手持ちの動画撮影でも全く苦になりません。

河津桜にメジロ、あまりにもオーソドックスな組み合わせですが、動画で挑戦してみました
(YouTube)

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。


可愛く(?)できた私の似顔絵です(^_-)-☆
by  Chat GPT


2025年3月28日金曜日

ヤマセミの飛び込みシーンのみ再編集

 先日の投稿動画から、「飛び込みシーン」だけを抜き出して再編集してみました。
主な変更点は、画面の変形、ノイズ除去の手直し、一部の場面をクローズアップ、カラグレ再調整などです。N-RAW(8K 60P)で撮影していたのが幸いし、再編集に耐えてくれました。AI技術が編集ソフトにもどんどん導入され、今まで時間がかかっていた作業がかなり短縮されるようになりました。微妙な修正なので、小さな画面のスマホではわかりにくいと思います。可能な方は、パソコン画面で比べてみてください。

今回は、前回のフルHD ではなく、4K UHD(H.265)映像です。

ヤマセミの飛び込みシーンです


今更ながらですが、とにかく・とにかく警戒心の強い野鳥です。
こんなに撮らせてくれたかと思うと、次の日からは全く寄り付きません。
私の目の前を猛スピードで行ったり来たり・・・、50mほども離れているのに、どうしてテントの中の私の存在がわかっているのか、不思議です。
ペアの二羽も同じく、私のテントの前に来ると大きな鳴き声を上げて引き返してしまいます。
そんなに怖いおじさん(おじいちゃん?)ではないのに・・・、がっかり・がっくりの毎日です。
そのうち気が向いたら相手にしてくれるでしょう。
お年のせいか、気が長くなりました。

2025年3月26日水曜日

久しぶりのヤマセミ

 いつもの場所に来なくなって数週間、あちこち探しまわりました。もうハヤブサにやられちゃったかな、不安を感じながらも以前見かけたことのある場所をくまなく探し回りました。そんな時、下流の方でちらっと見かけたときは、やったー!、うれしくて体が震えました。その後も何度となく姿を見かけるも、目の前を猛スピードで飛びすぎるだけ、なかなか撮影できずにいました。

*****そんなある日、腰から左足に激痛が走り、歩くのがやっとの状態になってしまいました。病院に行ってレントゲンを撮ってもらったら、なんとびっくり、背骨が「くの字」に曲がっていました。それを見た瞬間、その見事なまでの曲がりように一瞬吹き出しそうになってしまいました。
野鳥撮影を始めてから、もう十年近くにもなりますか、毎日のように重いカメラとレンズを肩から下げて野山を歩いていましたが、どうもそれが原因のようです。(片方にだけ力が入り)体のバランスが崩れてしまっていたようで、一種の職業病・・・???ですかな(笑)
かと言って、好きな野鳥撮影を諦めるわけにはいかず、まずは薬局で購入した痛み止めの湿布薬をベタベタ張り、次に負荷の少ないであろう軽いレンズ(400mm)を購入、さらに今までとは反対側の肩からカメラとレンズを下げて歩くことにしました。それでも腰を曲げるときや坂の上り下りの時には痛みを感じますが、大好きな野鳥撮影のためなら何とか我慢できる範囲です。*****

もしかして・・・、以前の場所に行ってみたら、なんとヤマセミが元の場所に戻っているではありませんか・・・。ところが、まさかと思っていたので、軽い400mmしかもって行かず、さらに重い三脚は車の中に・・・、仕方なく手持ちで撮影しましたが、やはりあまりにも遠すぎました。しっかりカメラを構えていたはずなのにブレブレな見にくい映像になってしまいました。

(YouTube)

久しぶりに、以前の場所でヤマセミに出会えました


400mm f4.5はとても軽いので、テレコンをプラスしたり、映像範囲をDX(APS-C)サイズにしたり、まだまだこれから活用法を探っていきたいと思っています。800mm f6.3との二刀流、うまく使い分けができるか・・・楽しみです。


2025年2月5日水曜日

まさか「ムギマキ」が・・・

 春と秋の渡りの途中に立ち寄る事もあるらしい「ムギマキ」が、真冬の宮城県で見られるとは思ってもいませんでした。いくら暖冬とは言え、山中は雪も積もっているし、夜にはマイナス5度以下に下がることも・・・、そんな山の中で唯一の食べ物とも思える「マユミ」の実を、元気に食べていました。虫が増える春までこのまま元気に暮らしてほしいと願うばかりです。

まさか「ムギマキ」が・・・(YouTube)

まさか真冬の宮城県でムギマキと出会えるとは・・・

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。

今日の独り言

YouTubeの視聴者統計よると、私の動画を見ている人の大半が男性(95%以上)で、主に50代から上の世代ということですが、この事は私にとって、的を得たと言うか、自分が求めていた結果だと大変喜んでいます。視聴者数が稼げる女性、特に若い年齢の女性ではなく、野鳥撮影上級者、年配の方が、見て納得していただけるような動画制作を心がけてきましたので、それなりの結果に大変満足しています。
最近は、社会的にも大変問題になっている、なんでも目立ちさえすれば良いとか、プライバシー・人権に配慮しない問題投稿とか、裏が待ったく取れていない偽情報とか、とにかくお金儲け、自分の利益のためだけに、安易にSNSを利用している人達が増えているようですが、大変嘆かわしい現象だと思っています。

私はSNSで利益を得る目的は全くありません。あくまでも自分の趣味として、自分の好きなように、誰にも気を使うことなく、誰にも迷惑をかけず、視聴者の評価に左右されず、これからもこのままの投稿スタイルを続けていきたいと思っています。

老体にムチ打ちながら・・・

2025年1月28日火曜日

2025年最初も 今シーズンのルリビタキ 4K動画(最終回)

 久しぶりの投稿です。もう忘れられているのではないかと多少は心配ですが、それはそれ、前向きに進んでいきたいと思います。

今シーズンはルリビタキの当たり年でしょうか、特にオスのルリビタキに出会う機会が多かった印象です。総数で20羽くらい、オスだけでも半数ほどいたような気がしますが、あまりにも多すぎて正確には数えていません。
もう既にテリトリーが確立してしまい、あの独特の鳴き声はあまり聞こえず、探すのに苦労する季節になりました。ルリビタキのシーズンは終わったかなと思いますので、今回で今シーズンのルリビタキは終了します。

YouTube

ルリビタキの4k動画 その6回目、今シーズン最後のルリビタキです

画像をクリックするとYouTubeに移動します。


新たなPCの導入

ヤマセミ撮影をきっかけに8K動画撮影を始めてまだ間もない日数ですが、その難しさ、楽しさが日を増すごとに感じられるようになっています。以前からも静止画撮影の合間に動画撮影は何度か経験していましたが、その時はSD,HD動画が主体だったので、それに比べると同じ動画でも8K RAW動画は全く別世界の感があります。撮影機材も勿論そうですが、大量のデーターを扱うので、編集に必要なPCの性能も最新のそして最強のマシーンが必要となってきます。もうプロのゲーマーが使用しているのとほぼ同等のCPU,GPU,メモリーを装備したPCが必須です。1年半ほど前に静止画のRAWデーターを大量に処理するために購入したPCでは処理に要する時間が余りにも掛かり過ぎてしまいます。せめてGPU(3060Ti)だけでも交換しようと試みましたが、世代が違うとメーカー補償の対象から外れてしまい、私の持っている技術だけでは後々心配になりそうなので、あきらめました。

欲を言えば、CPUはi9-13900X,GPUはRTX4090,メモリーは120GBあたりと思っていましたが、予算の関係もあり今回は妥協しました。
今回新たに購入したPCは、CPU(intel Core i7-14700),GPU(NVIDIA RTX4070 12GB)です。メモリーは32GBだったので、前のPCから外した64GBを加えて合計92GBにしました。メインのSSDは1TB(NVMe Gen4)WDが実装されていますが、マザーボード内に空きスロットがあったので、前のPCから外した4TBのSSD( NVMe Gen4 Crucial)を増設しました。さらに8TBのHDも2台追加しました。今後の改造を予想して電源は1000Wに,ファンも2台ずつ増設しています。

当分はこのPCで8K動画の編集作業を行っていきたいと思います。