世の中に、「アウト老(ロー)」なる言葉があるらしい、いわゆる「はみ出し老人」・・・何となく自分に合った言葉かもしれない、と言うわけで、「アウト老」の本領発揮、老いてますます我が道を行くのであ~~~る。
今日はちょっと趣向を変えて、今までカメラを向ける機会がほとんどなかった、アオサギの飛び出し動画です。(今回はスマホ用に縦構図にしたので、できるだけスマホで見てください)
アオサギの飛び出し動画(YouTube)
・・・・・ 独り言 ・・・・・
もう、カメラの性能が日増しに向上し、野鳥撮影の世界も、うかうかしていられない。私の得意分野である小さな野鳥(小鳥)を、羽毛の一本一本までくっきりはっきり撮るのなんてもう当たり前、飛び出しや飛翔写真をピンとぴったりに捉えるのが今どきのトレンドになってしまった。
解像度に関してはメーカーによる違いというよりは、映像素子の画素数の多さ少なさの違いが影響するので、画素数の多いカメラを選定すればいいのだが、飛翔時のフォーカスと追従に関しては、各メーカーの性能差が結構大きいようだ。しかし、カメラの性能表やカタログを見比べただけではその違いが分かりにくい。
というわけで、最近各地を回って多くのカメラマンと出会って感じたことを独断と偏見で述べてみると、とにかくα1(α1Ⅱ)の性能の素晴らしさに行きついてしまう。それも、600㎜ f4(通称ロクヨン)との組み合わせが、野鳥の飛翔撮影に関しては、現時点では最高の選定のようだ。とにかくフォーカスは早いし、一度野鳥に食いついたら離れない、どこまでも食らいついていく・・・。もう十年以上付き合っているSNS仲間の一人が、急にプロ顔負けの素晴らしい飛翔写真を投稿するようになったので聞いてみると、やはりこの機種に取り換えたとの事。その他にも、SNSにハット引き付けられる素晴らしい飛翔写真を投稿している人達の機種紹介では、私が確認できた限り、この機種(一人だけは400㎜ f2.8+ 1.4)を使用していた。
私が今使っているZ8 Z800mm f6.3の組み合わせは、お世辞にもその点に関しては脱帽である。価格差を考えると当然の事かもしれないが・・・。
もちろんZ8にはZ8なりの良さがあり、Z600mm f4との組み合わせでの検証も行っていないので、まだ替えるつもりはないが、野鳥撮影だけが命の私にとっては多少悔しい思いもある。