ヤマゲラ
「北海道野鳥撮影の旅」No.12
私のいる宮城県ではお腹に横縞模様のあるアオゲラが一般的ですが、北海道にいるのはお腹に模様がないこのヤマゲラだけです。
この時期は子育ての真っ最中、親たちは雛のために餌運びに大忙しです。他もそうですが、このヤマゲラ、不思議なことに何故か人間の目につきやすい場所に巣づくりしています。この場所は遊歩道のすぐ脇、目の高さに作ってあるので、どうぞ覗いて見てくださいと言わんばかりです。
この場所の雛はまだ小さかったので、さすがに餌をやる瞬間はシャッターを押しませんでしたが、周りのカメラマンはすぐそばに三脚を立て、盛んにシャッターを押していました。
次は上のヤマゲラとは200キロ以上も離れた全く別の場所ですが、ここは大きな施設の入り口の真正面。ここも人通りが多く人の目につきやすい場所にあえて巣を作っています。この場所では雛がかなり大きくなっていて、この段階では子育てへの影響はほとんどないものと思い、エサやりの瞬間もシャッターを押しました。
オスの幼鳥です
メスの幼鳥です