2024年12月21日土曜日

今シーズン4羽目のルリビタキ(オス)

 1羽目、2羽目、3羽目と、今シーズンのルリビタキ(オス)は、どれも手強く、なかなか思うような撮影ができないでいました。一日に1度や2度は顔を出してくれるも、ほんの瞬間だけ、辛抱強く待っている時間の長さに比べあっけないほど短い時間です。
4羽目の今回出会ったルリビタキ(オス)も、やはり同様に警戒心は強いですが、私が見ている前でもヌルデなどの木の実を食べに結構頻繁に出てくれます。
近くに線路があって、電車や貨物列車が頻繁に通過しますが、慣れてしまっているせいか、それには全く動じないようです。

今シーズン4羽目のルリビタキ(オス) (YouTube)

ルリビタキのオスとの出会い、今シーズン4羽目です。

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野鳥の餌付け撮影について

ネット上には、餌付けされ、飼いならされているものと思われるルリビタキやその他の野鳥たちの写真や動画が非常に多く投稿されています。人間(撮影者)のエゴによって行われるそのような行為が野鳥にとってどれほど害になるかという認識がかなり薄いように思われます。
野鳥が生きている目的は、唯一子孫を残すということです。エサを食べ、水浴びをし、毎年同じ時期に遥か遠くの地まで渡るのも全てがその目的のために行われる行為です。
エサが豊富な年もあれば少ない年もある、危険な猛禽類や野猫などにに襲われることもある、森や林、草原などがどんどん少なくなっている現状から安心して過ごせる環境も少なくなっている。そんな厳しい現実に自然淘汰され、強いものだけが生き延びる。一説には生まれた野鳥が次の年まで生き延びるのは半数以下、その次の年にはその半数と、人間界では考えられない厳しい世界で必死に生きています。
そんな野鳥たちにエサを与える一見よさそうな行為がどうして害になるかというと、野鳥たちが本来持っている身の危険を感じてそれを避ける本能がどんどん失われてしまうからです。御馳走が目の前にあって、簡単に食べることができれば、他の野鳥と競争する必要もなければ、飛び回って探す必要もない。人間が側で見ている間は猛禽類もやってこないし、野猫などもやってこない。そんなことが長く続いてしまうと安心しきって人間の近くに平気で近寄ってくる。ところが人間は勝手ですから、必要なくなってしまったら簡単にエサやりはやめてしまう。人間に飼いならされてしまった野鳥たちは自然のエサ取りが下手で自分でエサを探せなくなってしまう。人間に慣れてしまった野鳥たちは、身の危険を感じる能力も失い、簡単に野猫の餌食になってしまう。
渡り鳥は一定の時期になると、そろって旅立ちますが、人間が与えるエサに頼ってしまった野鳥は、その時期を失ってしまい、皆と一緒に渡れなくなってしまう。冬鳥にとって日本の夏は厳しすぎ、夏鳥にとっては日本の冬は厳しすぎ、当然生き延びることはできません。
結局、撮影者のエゴで飼いならされてしまった野鳥の最後は悲惨な結果をもたらします。それでなくても数年しか生きられない野鳥たち、野鳥たちにとって害になるような行為は今すぐ止めましょう。

餌付け撮影は止めよう、止めさせよう!


今までのブログの表示が見えにくかったので、表示を変更しました。


2024年12月20日金曜日

待ちかねた「ベニマシコ」 4K動画

 ここ数週間はルリビタキだけを追いかけていた為に、他の冬鳥の状況が全く分からずにいました。今日もルリビタキを探して歩いていましたが、たまたま目の前に現れたのは数羽のベニマシコでした。確認できたのはどれもオスで、この時期らしい綺麗な紅色をまとっていました。

今シーズン初見の「ベニマシコ」(YouTube)

ベニマシコの4K動画です

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。 普通の映像との違いがはっきり分かります。

2024年12月19日木曜日

オスのルリビタキがやっとヌルデの実を食べてくれました (4K動画)

 警戒心が強くなかなか目の前でヌルデの実を食べてくれないルリビタキのオスですが、今シーズン三羽目のオスのルリビタキがやっと目の前で食べてくれました。
ネット上に溢れている餌付けされたルリビタキと違って、自然の木の実を食べにやってくるルリビタキの(特に)オスは警戒心が強く、なかなかそれを捉えるのが簡単ではありません。今回もこの場所に三日間通って、やっと三コマのショート動画が撮れただけでした。
その難しさゆえ惹かれるものがありますが、こんなこと、暇人じゃないとできないかもしれません・・・。ただし、過去には、平気で何度もヌルデやハゼの実、ツタウルシの実などを食べにやってくるルリビタキのオスに出会っていますので、これは個体差ってことですかね。今シーズンもそんな楽に撮らせてくれるルリビタキに早く出会ってみたいものですが・・・。寒さが厳しくなってきて、山の中でジッと辛抱強く待っている間に風邪をひいてしまいそうです。

ヌルデの実を食べにやってきたルリビタキのオス (YouTube)

ヌルデの実を食べにやってきたルリビタキのオスです

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。 普通の映像との違いがはっきり分かります。
特に今回はおまけのジョウビタキが圧巻です。NHKの4K放送と同程度の解像度でご覧いただけると思います。

2024年12月12日木曜日

今回はメスが主役・・・ルリビタキ 4K動画

 ルリビタキと言ったらやはりオスの綺麗な瑠璃色が目立ちます。その点、メスはいたって地味で、野鳥撮影仲間からはあまり歓迎されない存在です・・・が、そんなルリビタキのメスが今回は主役です。可哀想なメスだけを集めてその行動を追ってみました。

今回はメスが主役・・・ルリビタキ(YouTube)

今回の動画は、ルリビタキの雌が主役を務めます
画像をクリックしてください

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。 普通の映像との違いがはっきり分かります。



独り言

やっとN-RAW、N-Logの何たるかがわかり始めてきました。当初は何がどうしてどうすれば良いのかが全く分からず、ネット検索の毎日でした。お陰で良きアドレスにたどり着き、今はその方の解説通りの設定で事なきを得ています。N-Logを利用することでセンサーダイナミックレンジを最大現に活用することができ、シロトビや黒つぶれの少ない撮影が可能になり、気持ち的にも大分余裕が生まれました。最初はNikonの取説の通りに3DLUTを利用していましたが、それよりも簡単な方法も見つかり、面倒なカラーグレーディングやカラーコレクション、プライマリーやセカンダリーなども僅かな調整のみで、RAW写真で行った一連の操作とほとんど似通った調整で動画を編集することができるようになりました。勿論動画編集独特のトランジション、エフェクトなどやテロップ投入など慣れてしまえば簡単な操作も最初はかなり大変でした。写真編集しか知らなかった自分がこんな映像の世界に飛び込んで、その世界の広さ、奥深さ、難しさ、楽しさなど・・・、この年にして初めて知りえたプロ(映像業界)の世界ですが、思い切って飛び込んでよかったなと思う毎日です。

AFの点では他社に後れを取ったNikonですが、この動画に関してはある意味、最先端の性能を有しています。それは、N-RAW 8K 60Pが内部メモリー(CFexpress B)カードに直接録画可能ということです。外部録画が必要でないことがどれほど便利か、使ってみてすぐにわかります。勿論N-RAW 8K 60pでの撮影には膨大なデーター量が必要なので、例えば私の今使用している1TBのメモリーカードに録画できる時間はたったの30数分です。したがって、その莫大なデーターを編集するパソコンにもそれなりの能力が必要になってきます。場合によってはゲーミングパソコン並みの、時にはそれ以上の能力が必要な場合もあります。

安易な気持ちで始めたRAW 8K動画ですが、完全に沼にはまってしまいました。


2024年12月4日水曜日

ルリビタキとジョウビタキ

 ルリビタキが当地にやってきてからもう一週間が過ぎました。白膠木とルリビタキの現場からなかなか離れられず、他のポイントを回る時間がありません。

ルリビタキが監視している白膠木の実、ルリビタキが留守している間にジョウビタキが食べにやってきました。何個かつまんでいきましたが、やはり気の強いルリビタキの急襲が怖いようで、そそくさと帰っていきました。

そのルリビタキ、周りの藪の中に入って鳴いたりググったり、時々枝に止まることはあるもののなかなか白膠木の実を食べてくれません。カメラマン泣かせの個体ですがこればかりはしょうがありません。これからも根競べの日が続くのでしょう。



ルリビタキとジョウビタキの4K動画です

今のところ4K動画を投稿できるSNSはYouTubeしかない状況ですので、当面の間YouTubeに投稿した動画をご覧いただくようになります。ご面倒でしょうが、よろしくお願いします。

もちろん小さなスマホでもノートパソコンでも、従来のHDモニターでもそれなりに見ることができますが、可能な方は是非大きな画面(32インチ以上)の4Kモニター4Kテレビなどでご覧ください。 普通の動画との違いがはっきり分かります。

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