2025年5月30日金曜日

「ブッポウソウ」との出会い

 ブッポウソウに会いたくて、長野県の天龍村に行きました。

ここは、岡山県の吉備中央町と同じように。地域全体でブッポウソウの繁殖に努力している所です。行ってみて初めて知ったことは、吉備中央町とは正反対、一部を除いて巣箱の場所は公開していないということです。村のあちこちに巣箱が設置されているものの、以前地域住民と撮影者との間でトラブルがあったようで、村役場の屋上に設置してある巣箱以外は全て非公開になっています。

やはり、森の中に設置してある巣箱を探すのは時間がかかりますが、橋に設置してある巣箱は遠くからでも見つけやすく、天竜川にかかる数か所の大きな橋が狙い目になります。

5月19日から20日・・・。ブッポウソウは遠くから確認できたものの、まだ当地に飛来して間がなく、オスとメスがやっとペアリングできた段階で、巣箱の利用はこれからでした。
巣箱に入ったり出たりする時の飛翔写真や映像はネット上に溢れているので、ほとんどの人は目にしていると思いますが、そのようなわけで、今回の旅では巣箱の近くからの撮影はできませんでした。もちろん、繁殖の妨げにならないよう巣箱からはある程度の距離は必要ですが、まだ巣箱を利用していない段階では、わたしの800㎜の望遠でも遠すぎて撮影が困難な距離(100m以上)に止まっているか、飛んでいる状態なので、大変苦労しました。

次回はより詳しく調べて、もっと近くから撮影できる時期に訪れたいと思います。
とにかく天竜川の雄大さとその風景には感動しました。それを見たくて再度訪ねてみたい場所であることは間違いありませんが、かなり山奥で、道も狭く急カーブの連続、不便な場所にある村なので、十分覚悟して行きたいと思います。


ブッポウソウに会いたくて、天龍村を訪ねてきました

ブッポウソウ(YouTube)


2025年5月28日水曜日

念願の「ヤイロチョウ」との出会い

 各地を歩き回っていると、珍しい野鳥との出会いが待っていますが、特にこの野鳥との出会いは感動的でした。ほんの数秒の間だけ目の前に現れてはすぐに去って行ってしまいましたが、久しぶりに手が震えました。

待つこと10日間、その間に出会ったのはこの一回だけ、他の9日間はただひたすらマダニの恐怖を感じながらも山の中を行ったり来たり、突然の出会いを信じながらも、期待を裏切られ続けた毎日でした。

ヤイロチョウ


憧れのヤイロチョウが目の前に現れました


ヤイロチョウとのたった一度だけの出会いです

晴れた日でも薄暗い森の中、ISO感度の上昇でノイジーな画像となってしまいました。

現地に到着したのが5月17日、数日間は全く鳴き声も聞こえず・・・、この森で最初に鳴き声を聞いたのが5月21日でしたが目の前には現れず、22日も鳴き声を確認するも現れず、23日にほんのわずかな時間でしたが、やっと目の前に現れてくれました。その後も待ち続けましたが、日に数回の遠くからの鳴き声のみ、最終日5月26日まで全く姿を現してくれませんでした。 
滞在した10日間に、ヤイロチョウ目当てにこの地にやってきたカメラマンは延べ数百人、その中でこの野鳥が撮れたのはたった三人だけ・・・、地元のカメラマンのアドバイスを受けながらもその中の一人になれたのは超ラッキーでした。

ある程度は覚悟していましたが、かなり手強い相手です。


2025年5月17日土曜日

「イワミセキレイ」との初めての出会い

 先月の奄美大島、今月初めの長崎県(対馬)の旅から帰って、すぐまた旅に出ました。

今度は山形県の日本海側にある飛島・・・、小さな島です。

先の対馬もそうですが、車で直接いけない場所は、とにかく不便です。船の運航時間に制限され、さらにシーズン中ということもあって、宿泊場所を探すのも大変です。とは言いながらも、初めて出会った野鳥の数は数えきれないくらい、まだまだ撮りためた写真や動画の整理が手つかずのままです。

順不同となりますが、対馬のヤマショウビンの後は飛島で出会った「イワミセキレイ」の紹介です。

イワミセキレイ(YouTube)

飛島でイワミセキレイとの出会いがありました



2025年5月11日日曜日

「ヤマショウビン」との出会い

 この野鳥が日本で見られるなんて、夢にも思っていませんでした。

LINEでの情報が入っても、まさか・・・どうせすぐいなくなっているだろうと半信半疑、ところが現地に到着して間もなく、目の前にまばゆいばかりの綺麗なブルーが飛び込んできました。
恥ずかしながら今回のこの件まで、この野鳥の存在も名前も全く知らないでいました。

手が震え、足が震え、心臓が高鳴るのを感じながら一生懸命カメラを回しました。

ヤマショウビン(YouTube)

ヤマショウビンと偶然の出会いでした


2025年5月1日木曜日

奄美大島の野鳥たちー4 「オーストンオオアカゲラ」

 最後は、「オーストンオオアカゲラ(メス)」です。

この場所にはオスもいたようなのですが、前の日のことで、私は出会う事が出来ませんでした。とにかく近すぎて、画角に入れるのに苦労しました。普段の野鳥撮影では、遠すぎてどうにもならないと思う場面が多い中、今回のように近すぎて困ったと贅沢な悩みでした。次回、また行く可能性があるとすれば、オスも動画で撮りたいですね。

というわけで、たった一日しかなかった野鳥撮影日に、頑張って撮れた野鳥たちです。


   2025年4月 奄美大島の野鳥


その4 奄美大島の「オーストンオオアカゲラ」(YouTube)

2025年4月に奄美大島で撮影したオーストンオオアカゲラ(メス)の動画です

インフレの昨今、年金生活者には厳しい世の中になってきました。孫たちに脛をかじられるのはこれが最後になって欲しいと思っています、が・・・