こんな日はやはり高い山に行きたくなる。
午前中歩いた山道では野鳥との出会いは全く無かった。
昼食を済ませて歩き始めて数分後、私の背後からサーッと飛んできて目の前の枝に止まった大きな野鳥、その姿を見てビックリ、こんな森の中にまさか「ホシガラス」が来るなんて・・・
シラビソやハイマツの実を食べている姿は高い山の頂上付近で何度も見ているが、まさかこんな広葉樹の森の中に好みの餌なんかあるのだろうか・・・
目の高さの枝まで降りて何か探しているが目的の餌は見つからない様子。
何度か違った枝に飛び移ったものの結局何も咥えないで飛んで行ってしまった。
目の前で繰り広げられた一瞬の出来事、僅か数十秒の出来事だったがこんな奥深い広葉樹の森の中でホシガラスを見ることが出来たのは初めてだった。
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あまりにも近すぎて構図が取れない・・・
そこからさらに奥に進んだところで目の前の枝に飛んできた一羽の野鳥、その姿からヒタキ系のメスと分かったが、オオルリかキビタキか・・・
よくよく見ると口ばしの先端がかぎ型なのでオオルリだろう。
こんな時期まで朝晩冷え込む高い山にいるなんて、いつ南下するのだろうか・・・
帰り道で久しぶりに「サメビタキ」に出会った。
何とかカメラに収めることが出来たものの遠くの高い枝だったので、証拠写真程度かな・・・