2021年9月23日木曜日

9月23日 こんな時期にキビタキのメスと・・・

蔵王の中腹でキビタキのメスと出会いました。もう渡りに入ってもいい時分ですが、盛んに餌取りしている様子からして、このまま行きそびれてしまわないか心配です。

アイリングが薄い、嘴の先端が若干鉤型になっているなど、一見、オオルリのメスにも似ていますが、ちらっと見える雨覆羽の縁が淡色、嘴の先の鉤型がオオルリほど目立たないなどの理由から、キビタキのメスと判断しました。

ネット上にはオオルリのメスとキビタキのメスの見分け方として、色の違いや嘴の違いなどで判断している記事も多くみられますが、それらは個体差や、光の当たり具合などがあって確定する要素としてはいまいちで、やはり雨覆や三列風切り羽の縁が淡色かどうかが最大の決め手になると思います。

宮城の野鳥

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