2019年11月28日木曜日

今日も「ルリビタキ」と出会えた。

朝から曇り空、風が冷たく寒一日だった。

一昨日、相方と一緒に歩いた時、目の前で聞こえたルリビタキらしい鳴き声が気になり、同じ場所に向かった。

着いてすぐ聞こえてきた同じ鳴き声・・・、体の動きを止めてあたりをじっと眺めたが、それらしい姿は見えない。
大分近くに居るような感じだが全く確認できない。
そのうち鳴き声が遠くなり、全く聞こえなくなってしまった。
鳴き声が聞こえた場所に移動して、膝を地面に付けてじっとしていると、目の前の木の枝に何やら野鳥が飛んできた。そしてもう一羽・・・
ファインダーを覗くと「ウソ」だった。
二羽のウソがその木の実を一生懸命に食べている。
枝被りが酷く撮っても絵にならないとは思いつつ、撮影していると、奥の藪から一羽の野鳥が飛び出して私の頭を越えて後ろの枝に止まった気配がした。
直感でルリビタキでは・・・
案の定、グッグッグッ、独特な鳴き声が・・・
逃げないよう後ろを振り向かず、そのままじっと前を向いていると、ウソが実を食べているその木に飛んできた。
私の目の前だ・・・
ピントが合わない・・・慌てたが、ルリビタキがそのまま止まっていてくれたので、何とか撮ることが出来た。



ムラサキシキブだろうか、植物に疎い私にはわからない


これで今シーズン、ルリビタキとの出会いは6回目、オスが3回でメスが3回、そのどれもが違った場所でそれぞれが違った個体だ。同じ個体とはまだ一度も出会えていない。

やっといつもの(例年お決まりの)場所に入ったと思ったら、隠れてしまってなかなか出てこない・・・
たまに出てきても枝被りで絵にならない・
今度の場所も以前(数年前)出会った事のある場所だが、この木の実が無くなったらいなくなってしまうかもしれない。
早く木の実の前でホバリングする姿を撮りたいものだ。