2020年6月30日火曜日

6月30日 サンコウチョウの雛が、今日、やっと巣立ちしました。

いつもの場所で、サンコウチョウの巣作りを見つけたのが、5月24日でした。
抱卵が始まったのが6月4日か5日あたり、そして卵が孵ったのが6月19日から21日の間、そして今日、すべての雛が無事に巣立ってくれました。
長い間、50m以上離れた所から、親鳥に気付かれないよう注意深く観察していたのが功を奏した事が何よりも嬉しいです。

ほとんどの野鳥に言えることですが、人間が近づくことで巣を放棄してしまう例が非常に多いような気がします。過去に私も写真を撮るために近づきすぎ、巣を放棄された苦い経験がありました。
今回は人が全く入らない森であったことがとても幸いしたと思います。
そして、カラスに見つからなかったこと、蛇が登れないほど高い場所だったことなども成功に結び付いたものと思います。

捕まえたトンボを雛にやろうとしています。
あまりにも大きすぎて、なかなかうまくいきません、何とか口の中にねじ込みましたが、大きすぎてびっくりしたのか、しばらくの間雛は動かなくなってしまいました。






他の雛たちは森の中に入ってしまったようで、見つけられませんでした。
数日間はこの森の周辺で飛び回っていることでしょう。
いつか会えることを期待して・・・

いつもの火曜日、たまたまサンコウチョウの巣立ちが見られた相方が喜んだのは想像通りです。

今日は、親鳥が巣立ちした雛達のために餌を探してせっせと動き回っていました。