約一か月半ぶりの出会いとなった足環を付けた(付けられた)ルリビタキ、元気な様子に安心しました。
それにしても、いったい誰が何の目的で付けたのか・・・。生態調査の名のもとに〇〇省の委託を受けたある団体が一般的には違法と言われているカスミ網を使って野鳥を捉え、足環を付けて野に放っているらしい事は分かっていますが、果たしてその成果は・・・毎年同じ場所にやって来る白鳥や水鳥ならまだしも、単独で自由に行動する小さなルリビタキに足環を付けて放ってもその行動パターンを捉えるのは容易ではありません。と言うか、全く不可能なことだと思います。誰かがこうして写真に撮ったとしても小さすぎてすべての文字の判読はかなり困難ですし、アナウンスがなされていないので連絡するすべもありません。自分たちで再度捉えて確認しようと思っているのでしょうが、それこそ天文学的に気の遠くなるような、よほど運が良くてもあり得ない夢物語だと思います。カスミ網を使用することで怪我をしてしまう野鳥達もいるでしょうし、運が悪ければ命を落としてしまう野鳥もいるでしょう。そんなリスクを冒してまで行う生態調査とはいったい誰の為なのか・・・。少なくても野鳥達の保護には何の役にも立っていないと思います。研究者による自己満足のためだけの調査になってしまっては本末転倒ではないでしょうか。
最初の写真ではわかりませんが、二番目の写真にははっきり写っています。
一か月半ほど前に、同じ場所で出会った時の写真です。光の当たり具合で体色が違って見えますが同じ個体です。どちらの右足にも同じ足環がはっきり写っています。