コヨシキリ編
「北海道 野鳥撮影の旅」No.2
2023年6月2日から7月2日までの約1か月間、北海道を野鳥撮影目的で旅してきました。その時出会った野鳥たちを紹介しています。
2023年6月2日から7月2日までの約1か月間、北海道を野鳥撮影目的で旅してきました。その時出会った野鳥たちを紹介しています。
頭の真っ黒な夏羽のノビタキ(オス)です
ノビタキの幼鳥です
撮影した時点では何の野鳥か分からず、色々調べた結果、今年生まれたばかりのノビタキの幼鳥と判明しました。黒い足と尾羽の短さ、頭の縦縞が決め手です。
2023年6月2日から7月2日までの約1か月間、北海道を野鳥撮影目的で旅してきました。その時出会った野鳥たちを紹介しています。
三日間の小旅行、初日の場所では全く反応なし、二日目は風、雨、霧と天候に恵まれず、三日目にやっと出会うことができました。
いつもより時期が早かったので、まだ駄目かなと思っていましたが、もう一週間ほど前からこの地には入っていたようで、私以外にも沢山のカメラマンが集まっていました。
先日も述べましたが・・・、
文章を生成する「ChatGPT」や、著作権フリーで使用可能なBGMを生成するAI、さらには画像やイラストを生成するAIなどが実際すでに使用されており、それによる様々なメリット・デメリットが議論されています。毎日野鳥写真を撮り歩いている我が身にとっても他人ごとでは済まされない問題になるかもしれません。実際に野山を駆け回りながらやっと撮れた野鳥写真と机に向かってAIで作成した野鳥写真の区別ができなくなってしまったら、もちろん野鳥撮影と野鳥の生態観察が趣味の私にとっては作られた画像とそうでない画像を見分けることはできると思いますが・・・(?)、そのような知識のない人にとってはおそらくかなり難しいのではないでしょうか。社会全体の流れからすればもう誰にも止められないこの変化ですが、早急にルール作りをしないと大変な事態になってしまうような気がします。過去の産業革命でもあったように、すでに一部の職業の人にとっては仕事を奪われ死活問題にもなっているようです。ただそのような変化は、近年私たちの周りが車社会になった時にもパソコンが一般的に使われるようになった時にも起こった現象で、それをただ憂いていたのでは人類の進化、生活の利便性の向上はありえないことかもしれません。
幸い野鳥撮影が単なる趣味の私にとってはそれで被害を被るとか、生活に困るということはありませんが、この先、画像生成AIで作られた写真や動画がネット上で一般的になれば野鳥撮影への情熱が冷めてしまうかもしれません・・・。
徳仙丈山からそのまま北上、宮古を経由して岩手山の中腹までやってきました。以前にも何度か来たことのある森を散策中、何やら聞き覚えのある鳴き声・・・。忘れもしませんその独特の鳴き声に、まさか・・・そう、
目の前で一羽、その奥で一羽、また遠くの別の方角で一羽・・・数羽のコルリの鳴き声です。案の定、鳴き声はしますが姿は見えません。そんなこんなで3時間ほど過ぎたころ、後ろの方から連れ合いが私を呼ぶ声・・・、行ってみると高い古木のてっぺんでコルリが大きな声でさえずっているではありませんか・・・。今シーズンはもう出会うことはないだろうと思っていたコルリにまた出会えるなんて・・・、思わずシャッターを押し続けました。 あいにくの曇り空、そして逆光気味と撮影条件が良くなかったので思い通りの写真は撮れませんでしたが、今シーズン二度目のコルリです。
最新の高機能な編集ソフトを使い何とか調整してみましたが、元画像そのものが非常に悪かったので思うような色合い、画質にはできませんでした。
今年はすべての花の開花が平年より早かったようで、「徳仙丈山のツツジ」も6月初めまでの予定が5月中で終わりになりそうな気配です。登山口と中腹のツツジはすでに散り始めており、山頂付近のツツジだけが辛うじて満開を保っていました。
まだ頭に産毛が残っている巣立ちしたばかりの幼鳥、おそらく末っ子でしょうか・・・、ほかの幼鳥たちは元気に飛び回っていましたが、この子だけはこの枝にとまったまま動こうとしません。親がすぐ近くで心配そうに鳴いていましたが・・・
帰るときにはもうこの場所にはいなかったので無事みんなと合流できたのかもしれません、元気に育ってほしいですね・・・。
Lightroom ClassicおよびPhotoshop で現像、編集しました。
一瞬姿を確認してからこの地に通うことほぼ1週間、やっと写真にとらえることができました。毎年この時期になるとこの野鳥のために全てを投げうって夢中になってしまいます。鳴き声はすれども姿が見えない、目の前で鳴いているのに姿が確認できない、そんな繰り返しを毎回重ねながらも辛抱強く通い続けました。
ほんの一瞬の出来事です。2~3秒位だったと思います。藪の間からちらっと姿が見えたので夢中でシャッターボタンを押しました。
この一枚のために費やした膨大な時間が無駄ではありませんでした。
その後は再び藪の中へと消えて行ってしまい二度と姿を現すことはありませんでした。
ネット上には餌付けされていると思しきコルリの画像、映像があふれていますが、私は非効率的なこの撮り方にこだわって撮影しています。野鳥にやさしく・・・自然にやさしく・・・いつも野鳥の自然体の美しさに感動しながら撮影しています。
近くの森にサンコウチョウが入ったので、今年の「コルリ」はこれで終了します。
また来年出会えることを願って・・・

参考までに、過去に撮影したサンショウクイの写真の中で特に印象的だった写真を掲載します。私が一番最初に見たサンショウクイです。名前のわからない野鳥がすぐ目の前の枝にとまっていたのでびっくりしました。(6年ほど前の写真です。当時は貧弱な機材でしたが夢中で撮っていた時の写真の方が今より良いような・・・複雑な気持ちです)