2023年3月18日土曜日

ヌルデの実に集まるルリビタキ Part 5(最終回)

 今シーズン、我が家の近くの里山で撮影できたルリビタキ、今回で最終回となります。

今シーズン最後、ヌルデの実にやって来るルリビタキ

今シーズン最後の見納め、ヌルデの実にやって来るルリビタキのオス

今シーズン最後、ヌルデの実にやって来るルリビタキのオスです

OM-1 300mm f4+1.4倍テレコン

今度のシステム(OM-1 300mm f4 PRO+1.4テレコン)

と野鳥撮影について・・・


 使い始めて2か月半、まだまだ十分に使い込んだとは言えませんが、このシステムで良かったな~と感じた点、やはり無理だったか~と思う点など、私の得意とする野鳥撮影(野鳥写真)にだけ限定して述べてみたいと思います。
 今主流のフルサイズ機よりもかなり小さな映像素子(面積比約1/4のマイクロフォーサーズ)なので、それに起因する問題点・・・、それは購入する前から分かっていたことですが、やはり実際使ってみると想像以上のものがありました。光量不足からくる画質の低下(ノイズの多さ)です。日中の明るい場所では特に問題はありませんが、どんよりとした曇り空、薄暗い森や林の中などではてきめんです。一気にノイズが増えて画質が低下してしまいます。特に私のように野鳥をクッキリ、ハッキリ撮影したい人間にとってはかなり大きな問題です。かと言ってそれをある程度予想していたうえで購入したのですから今となってはどうしようもありません。その欠点を十分に承知しながらも、撮影条件を工夫したり、カメラの設定を変えたりしながら何とか使いこなして行こうと思っています。
 もちろん映像素子が小さい故の利点もあります。それは当然ですが小さな(短い)レンズでも野鳥撮影が可能なことです。フルサイズなら800mm欲しい所、マイクロフォーサーズならその半分の400mmで焦点距離がほぼ同等となります。したがって、より軽いレンズ、より安いレンズで野鳥撮影が楽しめます。
 画質を優先するか、軽さを優先するか、人によって考え方は様々だと思いますが、手持ちメインの撮影スタイル、今の自分の年齢やこの先の体力低下を考慮すると、現時点では後者を選ぶしか私には選択の余地がありませんでした。フルサイズで使える明るくて軽い超望遠レンズ(例えば600mm f4で手持ち撮影が可能な重さ2kg弱)が出来ればすぐにでも考えを変えますが・・・
 AFのスピードに関しては全く問題なし、野鳥トラッキングに関しては、まあこんなもんでしょうと言った感じですかね、川や空など背景が単純な場所では野鳥をしっかり捉えるものの、林の中や藪の中では手前の小枝にピンが合ってしまいほとんど使い物になりません。その辺は予想の範囲内なので、そんな時は従来の一眼レフで慣らしたシングルフォーカスに切り替えて対応しています。
 一眼レフ機に慣れた私にとってEVFには不安があったものの、ファインダーの設定を120fpsに変更することで思ったほどの違和感がなかったことは幸いです。
 電子シャッター使用時の秒20コマは撮り過ぎて後処理が大変と感じる時もありますが、こんな瞬間も撮れた~と喜ぶ時もあり、いろいろです。最初使っていたSDカード(200MB/s)の時は連写の時にバッファに不満がありましたが、300MB/sのSDXCⅡに変えてからはほぼ満足な連写が可能になりました。野鳥撮影の場合、CFexpressカードスロットの無いカメラでは、絶対に必要なカードだと思います。
 他にもミラーレス機ならではの便利機能など沢山ありますが、特筆すべきはAFリミッターです。どのメーカーの望遠レンズにも付いているこの機能ですが、カメラ本体にも付いているのは私が知っている限りではこのメーカーだけかもしれません。レンズに付いているAFリミッターの設定範囲は二通りか三通りと限定的ですが、このカメラ本体の設定は数メートルから数百メートルまで自由に設定することが出来るので、特に野鳥撮影をする時などはとても便利です。例えば野山を歩きながら野鳥を探している時などはレンズの最短距離から20m位までに設定することで、フォーカスが遠くの林や山に抜けてしまうことが防げるので、小さい野鳥を捉えられず∞まで行ったり来たりする迷いがほとんど無くなります。そのうえ、この設定は他のカメラ設定と組み合わせてカスタムモード(1~4)に登録することが出来るので、シーンに応じた設定をそれぞれのモードに登録しておけば瞬時に切り替えることが可能・・・、大変便利です。私のように野鳥しか撮影しない人間にとってこの機能は絶対に無くてはならないものになっています。この機能を使い始めてからは瞬時の出会いでもフォーカスの迷いがなく一発で目的の野鳥に合わせることができるようになりました。

 野鳥撮影における各シーンごとのカメラ設定(カスタムモード登録)については、次の機会にでも述べたいと思います。
 
 カメラ選びで一般的によく言われる「どのカメラが良いか悪いか」よりも、その人がどんな撮影スタイルなのか、どんな写真を撮りたいのか、そのためにはどんな設定で撮影すればいいのかが重要なのではないかと思います。 カメラの持っている性能を限界まで引き出せるようしっかり勉強しながら当分の間はこのシステムを使っていきたいと思っています。

2023年3月15日水曜日

3月15日 ヤマガラの花ラッパ

 ピンクが綺麗な河津桜が咲き始めました。この時期だけのお楽しみ・・・ヤマガラが見せてくれます。

桜の花を口にくわえたヤマガラヤマガラ その1


ヤマガラ その2

ヤマガラ その3

ヤマガラ その4

OM-1 300mm f4+1.4倍テレコン

2023年3月14日火曜日

3月14日 白膠木の実に集まるルリビタキ Part 4

 3月に入り、もうルリビタキの姿はすっかり見かけなくなりましたが、今シーズン撮影できたルリビタキの忘備録です。

シーズン初めはその年に生まれた若いルリビタキが多くいましたが、厳しい冬を乗り越えられたのはごく少数の個体だけかもしれません。この時期になると2年・3年と経験を積んだルリビタキだけが目立つようになります。

最近の温暖化など気候変動の影響もあるかと思いますが、大陸で流行った鳥インフルエンザの流行などで今年は例年になく冬鳥の飛来が少なく、本当に寂しい年となりました。でも、漂鳥のルリビタキにはあまり影響しなかったようでこの野鳥だけは例年よりも多かったように思います。その反対に渡り鳥のジョウビタキが今シーズンは少なかった感じです。

昨シーズンは出会えた本当に綺麗なオスのルリビタキ、残念ながら今シーズンは一度も出会えませんでした。それでも第二回から三回冬羽のオスとはかなり出会いがありました。ルリビタキと一口で言ってもそれぞれに多くの個体差があり、その色姿はもちろん、平気で人前に出てポーズをとってくれる個体もいれば、顔を、姿をチラッと見かけただけで直ぐに隠れてしまう個体まで性格も様々です。10羽のルリビタキに出会っても写真にしっかり収めることが出来るのは1~2羽程度でしょうか、大変厳しいです。それでも、カラ類のように集団行動ではなく単独行動が基本の野鳥、縄張り意識が強く、餌とする木の実を見つければ長期間の観察・撮影が可能になります。

今年はそんな場所を十数か所ほど見つけましたが、その中で、撮影のしやすさ、個体の性格、周りの環境など、様々な条件に最も合った場所が今回見つけた白膠木の大木です。

ルリビタキのオス その1

ルリビタキのオス その2

ルリビタキのオス その3

ルリビタキのオス その4

ルリビタキのオス その5

OM-1 300mm f4+1.4倍テレコン

2023年3月13日月曜日

3月13日 河津桜にミヤマホオジロ・・・

 ミヤマホオジロ

梅が満開、桜の開花が始まったこの時期にミヤマホオジロと出会うのは数年ぶりになります。

ミヤマホオジロ その1

ミヤマホオジロ その2

ミヤマホオジロ その3

ミヤマホオジロ その4

梅とミヤマホオジロ
ミヤマホオジロ その5

OM-1 300mm f4+1.4倍テレコン

2023年3月12日日曜日

3月12日 白膠木の実に集まるルリビタキ Part 3

 ルリビタキ(オス)

3月に入って、ほとんどの場所からルリビタキの姿が消えてしまいました。これからは繁殖の時期、高い山に向かって移動している最中かなと思います。

Part 2と同じルリビタキのオスです。里山の中腹にある白膠木の大木、もう何回この場所に通ったでしょうか・・・。いつも頻繁にお出まししになってくれるこのルリビタキ、こちらがカメラを向けても一向に逃げようとせずせっせと白膠木の実を食べています。唯一ヒヨドリの奇襲だけが脅威のようです。

ルリビタキのオス その1

ルリビタキのオス その2

ルリビタキのオス その3

ルリビタキのオス その4

ルリビタキのオス その5

ルリビタキのオス その6

ルリビタキのオス その7

ルリビタキのオス その8

ルリビタキのオス その9

ルリビタキのオス その10

ヒヨドリが来たので、とっさに真下の藪に隠れたルリビタキ、私の目の前です・・・
ルリビタキのオス その11

ルリビタキのオス その12

OM-1 300mm f4+1.4倍テレコン


2023年3月10日金曜日

3月10日 白膠木の実に集まるルリビタキ Part 2

白膠木の実にルリビタキ

 シーズン後半になってやっと白膠木(ヌルデ)の実にルリビタキがやってくるようになりました。この日はバックが綺麗な青空に抜けてくれたので気持ちのよい撮影が出来ました。

この場所はヒヨドリの縄張りにもなっているようで、ルリビタキが入るとそれを追い出そうと攻撃してきます。そんな行為もこのルリビタキはあまり苦にしないようで、ヒヨドリがいなくなったすきを狙って頻繁にやってきます。

ルリビタキのオス その1

ルリビタキのオス その2

ルリビタキのオス その3

ルリビタキのオス その4

ルリビタキのオス その5

ルリビタキのオス その6

上の6枚と違って、場所の違った白膠木の実に来てくれた別のルリビタキです。
ルリビタキのオス その7

今年の1月1日からカメラとレンズを変えました。
今度の機材は、OM-1と300㎜ f4+1.4倍テレコン です。
最初のころは大分戸惑ったものの、約二か月が過ぎ、徐々にですがやっとこのシステムにも慣れてきました。


2023年3月9日木曜日

3月9日 白膠木(ヌルデ)の実に集まるルリビタキ Part 1

ルリビタキ

最初はメス達です。(第一回冬羽でメス色のオスも含みます)

ルリビタキのメス その1

ルリビタキのメス その2

ルリビタキのメス その3

ルリビタキのメス その4

ルリビタキのメス その5

ルリビタキのメス その6

ルリビタキのメス その7


次は、第一回冬羽か第二回冬羽でしょうか・・・、まだ色がくすんでいて綺麗なオス色らしからぬオス達です。

ルリビタキのオス その1

ルリビタキのオス その2

ルリビタキのオス その3


OM-1 300mm f4+1.4倍テレコン


2023年3月7日火曜日

3月7日 7年前と同じ公園の同じ場所で出会った「ルリビタキ」・・・

ルリビタキ

 まさか同じ公園の同じ場所、そのうえ行動パターンも全く同じ、数年前の出来事が目の前によみがえってきました。忘れもしません、私がルリビタキと初めて出会った思い出の場所です。遠くから特徴的な鳴き声が次第に近づいてきて、目の前の植え込みから愛くるしい姿をチラッ・・・ほんの瞬間の出来事ですが、震える手を抑えながら夢中でシャッターを押しました。一日に一回来てくれればいい方で、全く来てくれない日もありましたが、その美しさに魅せられて毎日のようにこの場所に通ったものです。(過去のファイルを調べた結果、7年前の出来事でした)

まさか当時と同じ個体であるはずがないのに同じ場所、同じ行動パターン(公園内の手入れされた20mほどのツツジの植え込みに入り行ったり来たり、時々遊歩道に出て何かを銜えるも瞬間の動作で捉えられず…頭上の枝に止まった時だけが一瞬のシャッターチャンス)、しかも同じ綺麗なオス、特にルリビタキが好きなエサがあるわけでもないし、もちろん餌付けされているわけでもないのにどうしてだろう・・・当時も同じ疑問を持ちながら撮影していましたが、今回も結局わからずじまいです。

ルリビタキのオス その1

ルリビタキのオス その2

OM-1 300mm f4+1.4倍テレコン

7年前の2月に、同じ公園の同じ場所で撮影したルリビタキです。勿論今と機材は全く違いますし、無我夢中で野鳥写真を撮り始めたころの写真です。
宮城の野鳥

昨年から引き続き、今年に入っても正月から数日前までの約二か月間、各地(我が家から10キロ圏内)で大好きなルリビタキだけを撮影してきました。その数数万枚・・・、その中から数百枚まで選ぶのに相当の時間を費やしました。それでも多すぎるので選定し直しています。数十枚に絞り機会を見て小出ししていくつもりでいます。


2023年3月5日日曜日

3月5日 足環を付けた「ルリビタキ」に再度の出会い

 約一か月半ぶりの出会いとなった足環を付けた(付けられた)ルリビタキ、元気な様子に安心しました。

それにしても、いったい誰が何の目的で付けたのか・・・。生態調査の名のもとに〇〇省の委託を受けたある団体が一般的には違法と言われているカスミ網を使って野鳥を捉え、足環を付けて野に放っているらしい事は分かっていますが、果たしてその成果は・・・毎年同じ場所にやって来る白鳥や水鳥ならまだしも、単独で自由に行動する小さなルリビタキに足環を付けて放ってもその行動パターンを捉えるのは容易ではありません。と言うか、全く不可能なことだと思います。誰かがこうして写真に撮ったとしても小さすぎてすべての文字の判読はかなり困難ですし、アナウンスがなされていないので連絡するすべもありません。自分たちで再度捉えて確認しようと思っているのでしょうが、それこそ天文学的に気の遠くなるような、よほど運が良くてもあり得ない夢物語だと思います。カスミ網を使用することで怪我をしてしまう野鳥達もいるでしょうし、運が悪ければ命を落としてしまう野鳥もいるでしょう。そんなリスクを冒してまで行う生態調査とはいったい誰の為なのか・・・。少なくても野鳥達の保護には何の役にも立っていないと思います。研究者による自己満足のためだけの調査になってしまっては本末転倒ではないでしょうか。

最初の写真ではわかりませんが、二番目の写真にははっきり写っています。

足環の付いたルリビタキのオス その1

足環の付いたルリビタキ その2

一か月半ほど前に、同じ場所で出会った時の写真です。光の当たり具合で体色が違って見えますが同じ個体です。どちらの右足にも同じ足環がはっきり写っています。

足環の付いたルリビタキ その3

足環の付いたルリビタキ その4

光の当たり具合では若干くすんだ部分も見受けられますが、かなり綺麗な羽色、第三回冬羽でしょうか・・・同じ個体でもこれだけ違った色に見えてしまうルリビタキ、この変化も魅力の一つです。

OM-1 300mm f4+1.4倍テレコン